電子タバコのリキッドとは？成分について詳しく解説！

電子タバコのリキッドには、フルーツ系やスイーツ系の甘いものからメンソール系といったあっさりしたものまで、さまざまな種類のものが揃っています。

種類も豊富でいろいろな味を楽しめるといわれている電子タバコのリキッドですが、その中身についてしっかり理解している人は少ないでしょう。

この記事では、電子タバコのリキッドについて詳しく解説していきます。

リキッドの成分を知っておけば、自分好みのリキッドを見つけられるでしょう。

電子タバコのリキッドとは？

リキッドとは、電子タバコを吸うために必要なフレーバー液体のことを指します。

フルーツ系やスイーツ系の甘いものからメンソール系まで、さまざまなものが存在しています。

リキッドは、ベースとなる「ベースリキッド」に「香り付けの成分」を加えて作られています。

ベースリキッドとは？

ベースリキッドとは電子タバコに使われるリキッドのベースとなるものです。

ベースリキッドは主にグリセリンやプロピレングリコール、精製水といった成分で構成されています。

これらの成分の配合量を変えることによって煙の濃さや喉越し、リキッドの風味を調整しています。

電子タバコのリキッドの成分

「電子タバコのリキッドに含まれる成分は安全なものなのか？」と気になる人も多いでしょう。

ここでは、リキッドに含まれる成分について解説していきます。

植物性グリセリン

植物性グリセリンとは無色透明な液体で、食品添加物としても認められている成分です。

摂取しても皮膚や粘膜に多少刺激がある程度で、甘味料や保湿剤、医薬品、化粧品など幅広い分野に使われており安全性も保証されています。

電子タバコのリキッドにおいて植物性グリセリンは煙の元となるので、グリセリンの割合を増やせば増やすほど煙の量が増えます。

リキッドの成分のうち70〜80％をグリセリンが占めていると吸った感じも重めで、煙感を十分に楽しむことができるでしょう。

グリセリンが多いと甘みも強くなるので、チョコレートなどの濃厚な香りとの相性が良いとされています。

リキッドの成分のうち50〜60％をグリセリンが占める場合は煙量も少なく、軽い吸い心地を楽しむことができるでしょう。

グリセリンが少ないと甘みも少なくなるので、メンソール系などのあっさりとしたフレーバーとよく合います。

プロピレリングリコール

プロピレングリコールは無色、無味、無臭の油状の液体です。

プロピレングリコールは普段の私たちの生活の中でも保湿剤や潤滑剤、化粧品といった日用品、麺やおにぎりといった食品にも使用されています。

リキッドの成分にプロピレングリコールの量が多いと、喉や肺などの呼吸器に強くまとわりつく感覚を得られるとされています。

プロピレングリコールによって、しっかりとリキッドの味を感じることができるのです。

香料

香料とは風味や香りを出すための成分です。

バニラ系のリキッドであればバニラエッセンス、メンソール系のリキッドならハッカ油といったように、食品にも使われている香料が使用されています。

ただ、香料は企業秘密であることも多く、内容を公表していない企業も多くあります。

植物性グリセリンやプロピレングリコールは安全性が保証されていますが、だからといって香料も安全性の高いものが使用されているとは限りません。

リキッドによっては紙巻きタバコに含まれる有害な成分を少量だけ含んでいる場合もあります。

リキッドを選ぶ際には成分の表記がしっかりとなされているものや、信頼できる企業が販売しているものを購入するようにしましょう。

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まとめ

甘いフルーツ系からあっさりとしたメンソール系まで、自分好みのフレーバーを選べるのは電子タバコの大きな魅力といえるでしょう。

しかし、リキッドの配合は企業秘密であることも多く、物によっては紙巻きタバコと同様の有害成分を含んで販売されている場合もあります。

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