「睡眠の質でお悩みの方」や「仕事のストレスが溜まっている方」におすすめの「CBDリキッド」。
日本でも認知度が高まってきており、百貨店などでも目にする機会が増えています。
今回は「CBDリキッドとは？」というテーマで、CBDリキッドの基本的な情報やメリット・デメリット、おすすめ商品を紹介していきます。
VAPE（ベイプ）の専用液「CBDリキッド」のCBDとは
「CBDリキッド」とは、VAPE電子タバコで使用する専用液「リキッド」にCBDを含ませたものです。
では、CBDとはどのようなものなのでしょうか。
まずは「CBDとは何か」「CBDの効果」について詳しく解説します。
大麻植物に含まれる有効成分
CBDは「カンナビジオール（Cannabidiol）」の略で大麻植物に含まれる成分の1種です。
大麻は100種類以上のカンナビノイド（大麻植物が含有する有効成分の総称）を持つといわれ、その1つがCBD（カンナビジオール）です。
CBD成分を摂取することで身体調整機能「ECS（エンド・カンナビノイド・システム）」の働きを正常化させ、睡眠や感情抑制、免疫などに良い影響を与えます。
茎・種子から抽出されるCBDは合法
「大麻」と聞いて「違法薬物」を連想した方は多いはずです。
「CBDも危ないものなのでは？」と思うかもしれませんが、CBDは「合法」です。
日本の大麻取締法には以下のように明記されており、大麻草の茎及び種子から抽出されるCBDに違法性はなく、安全性に問題はありません。
“この法律で「大麻」とは、大麻草（カンナビス・サティバ・エル）及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品（樹脂を除く。）並びに大麻草の種子及びその製品を除く。”
「e-Gov：大麻取締法 第一章 第一条より」
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=323AC0000000124
精神作用を引き起こすのはTHC
ソフトドラッグとしてアメリカなどで利用されている「大麻」には、THC（テトラヒドロカンナビノール）と呼ばれる成分が含まれています。
THCはCBDと同じく大麻に含まれるカンナビノイドの1種です。CBDと異なるのは摂取することで精神活性作用を生み出し、いわゆる「ハイ」な状態を引き起こす点です。
日本ではこのTHCが違法成分として規制の対象となっています。
THCが主に抽出されるのは花や葉です。
CBDはてんかんなどの疾患に対する効果が期待されている
CBDにはさまざまな効果が期待されており、日常生活での活用だけでなく、医療分野でも注目を集めています。
例えば、「てんかん」によって生じる発作をCBDの摂取によって抑制したという症例が報告されています。
日本では、海外で承認されているCBDの医薬品の使用は禁じられていますが、サプリメントは流通しています。
2020年6月には、繰り返してんかん発作を起こしていた生後6ヵ月の男児に市販されているCBD製品を投与したところ、発作症状が消えたとの報告が日本臨床カンナビノイド学会よりなされ、海外学術誌に掲載されました。これはCBDがてんかんに著しく効果があったとする日本初の症例報告となりました。
てんかん以外にも、うつ症状や糖尿病などさまざまな疾患に対する効果が期待されています。今後、CBDの効果を示す症例が増えれば、医療の分野での医薬品としての活用も認められていくかもしれません。
ストレス、不眠、皮膚トラブルの改善も期待できる
日常での利用によって期待できるCBDの効果は「ストレスの緩和」「不眠症の改善」「皮膚トラブル」などです。
先ほど触れたECS（エンド・カンナビノイド・システム）は身体のさまざまな機能を調整する働きを持ちます。しかし、加齢や外部からの強いストレスが原因で「カンナビノイド欠乏症」を引き起こすケースもあります。
カンナビノイド欠乏症は、さらなるストレスや不眠などさまざまな症状をもたらしますが、CBDを摂取すればECSの働きを正常に戻せる可能性があるのです。
さらに、CBDにはニキビなどの皮膚トラブルを改善に導く抗炎症作用もあるといわれています。抗酸化作用も期待でき、皮膚に直接塗るCBD含有のクリームといった商品も販売されています。
CBDのフルスペクトラムとは
CBDリキッドの商品を見ていて、「フルスペクトラム」という言葉を見かけた方も多いでしょう。
「フルスペクトラム」は直訳すると、「全領域、全範囲」という意味で、CBD商品においては「CBD以外のさまざまなカンナビノイドも全て含有している」ことを指します。
カンナビノイドはCBD単体で摂るよりも、複数の種類で摂るほど成分同士が相乗効果（側近効果・アントラージュ効果）を生み出し、より高い効果が得られる可能性があります。
独特の香りの元となり、リラクゼーション効果を持つテルペンも摂取できる成分のひとつです。
もちろん高い効果が期待できる分、フルスペクトラムのCBD商品は高価になりますが、よりCBDの効果を高めたい方におすすめです。
CBDリキッドのメリット・デメリット
CBDを使った商品には、CBDリキッドの他にCBDオイルやCBDグミ、CBDワックスなどさまざまな種類があります。
そんな中、電子タバコでCBDリキッドを使い、蒸気摂取するメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
CBDリキッドのメリットは以下の3点です。
- 摂取効率が良く、効き目の体感も早い
- 休憩がてら摂取できる
- ニコチンなしのVAPEでも満足感がある
それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。
摂取効率が良く、効き目の体感も早い
摂取したCBDに対して、体内に吸収されて血流に入り、利用される割合のことを「生体利用効率」と呼びますが、CBDリキッドはこの生体利用効率に優れています。
舌下投与でCBDオイルを摂取する場合の生体利用効率は15～20％程度なのに対し、CBDリキッドは40～50％と言われており、摂取量に対する効き目がかなり違います。
ちなみに、VAPE用CBDオイルというのは基本的にありません。経口摂取用のオイルをVAPEで気化させて摂取すると、かえって体に悪影響を与える可能性があります。
間違えやすいですが必ず、CBD E-liquidなどと表記されている製品を使用しましょう。
休憩がてら摂取できる
CBDリキッドの場合、VAPEを使って蒸気化したものを吸引して摂取します。
そのため休憩がてらCBD吸入ができるというのも魅力です。
毎日持ち歩けば、仕事の合間や休憩中にも気軽にCBD吸引ができます。
ニコチンなしのVAPEでも満足感がある
CBDを摂取するとリラックス効果が得られるといわれています。
そのため、紙巻きタバコや加熱式タバコによって強い依存性のあるニコチンを摂取しなくても満足感が得られるため、禁煙したい方にもおすすめです。
デメリット
CBDリキッドのデメリットは以下の2点です。
- CBDリキッドOKのVAPEが必要
- 効き目が切れる時間が早い
CBDリキッドOKのVAPEが必要
CBDリキッドを蒸気化する際の温度設定は非常に重要で、適切な温度でないと吸引時に喉を痛めることがあります。
そのため、CBDリキッドを使う際はCBD専用のVAPEが必要です。
効き目が切れる時間が早い
CBDリキッドは、摂取してから効果を感じるまでは早い一方、効き目の持続時間が短いというデメリットがあります。
就寝前に摂取してぐっすり眠りたいという方は、持続時間の長いCBDオイルが向いているでしょう。
CBDリキッドの吸い方の注意点
CBDリキッドを実際に利用する際の注意点を解説していきます。
正しい吸い方でCBDの効果を実感できるようにしましょう。
温度設定
CBDリキッドを使用する際はVAPEの加熱温度の設定が重要となります。
高い温度でCBDを加熱してしまうと有効成分が燃焼し、効果が薄まってしまいます。
温度設定は195～225度ぐらいが適しているので、CBD専用VAPEや温度設定の可能なVAPEを用意しましょう。
深呼吸せず、ゆっくり吸い込む
蒸気化したCBDリキッドを吸引する際は、深呼吸はせずに、ゆっくりと吸い込んでください。
吸い込み過ぎたり、焦って吸い込んだりすると咳き込んでしまうことがあるので注意しましょう。
肺にしばらく溜めて、時間をかけて吐き出す
CBDリキッドを使う目的は、CBDを肺の毛細血管を通じて体内に吸収していくことにあります。そのため、蒸気を吸い込んだら、しばらくの間肺に溜めた上でゆっくりと吐き出しましょう。
目安として10秒ほどかけて吐き出すとよいでしょう。
おすすめCBD電子タバコ
CBDリキッドを使う際は専用のVAPEを用意しなければなりません。しかし、初めての方は「何を買えばいいかわからない！」と迷ってしまうかもしれません。
そこで、ここではおすすめのCBD電子タバコを紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
【日本製】CANNERGY
出典：https://item.rakuten.co.jp/
楽天市場での評価も高い「CANNERGY」は、女性も使いやすい丸みのあるデザインが特徴。
別売りの専用カートリッジのCBD濃度は5%・10%・15%と分かれており、それぞれフレーバーも異なります。
日本製＆6ヵ月間の保証もついているので初めての方でも安心です。
【安い！かわいい！】Airis Quaser smiss c7
出典：https://item.rakuten.co.jp/
豊富なカラーバリエーションとかわいらしいデザインが魅力のCBDヴェポライザー「Airis Quaser smiss c7」は、2,000円以内というお手頃価格も嬉しいポイント。
510規格のアトマイザーとお好みのCBDリキッドを用意して楽しみましょう。
見た目がかわいらしいので、女性の方でも気軽に使えます。パッと見VAPEだとわからない点もいいですね。
【初心者はセットで】RENOVA ZERO ＆ KAMIKAZE CBD リキッド
出典：https://www.vaporzone.jp/products/detail/144
初めてCBDリキッドをお使いになる場合は「VAPE」と「CBDリキッド」がセットになった商品を購入するのがおすすめです。
「RENOVA ZERO ＆ KAMIKAZE CBD リキッド」は、国産リキッドメーカーのリキッドとコンパクトなVAPE本体のセット商品。届いてからすぐにCBDが楽しめます。
おすすめCBDリキッド
CBDリキッドのおすすめ商品も紹介します。
どんなメーカーの商品が人気なのかチェックしてみてください。
【メジャー】Koi コイ オーガニック
出典：https://item.rakuten.co.jp/
KoiはCBDリキッドのメジャーブランドのひとつです。
完全無農薬のオーガニック産業用ヘンプを使用した品質の高さが売り。
CBDリキッドを初めて買うことに不安を感じる方は、こういったメジャーブランドの商品を選ぶとよいでしょう。
【老舗】Naked 100 CBD
出典：https://item.rakuten.co.jp/
アメリカの老舗リキッドブランド「Naked（ネイキッド）」は、味と品質に強みのあるCBDリキッドをラインナップ。
CBD含有量は内容量30mlに対して、600mgと1,200mgの2種類が用意されています。1,200mgの方が価格は高くなるので、使用頻度やコスパを考慮して選びましょう。
【フルスペクトラム】Aztec CBD
出典：https://item.rakuten.co.jp/
ヨーロッパで高い人気を誇るイギリスブランド「Aztec」のCBDリキッドは、CBD濃度10%と高めのフルスペクトラム製品。
CBD単一のリキッドよりも良い効果が得られる可能性があります。
さらに、フレーバーも7種類あるので、お好きな味でCBDを摂取できます。
【高濃度・フルスペクトラム】+WEED™ CBDリキッド
出典：https://www.plus-weed.jp
＋WEEDのCBDリキッドの特徴はとにかく「高濃度」という点。
CBD濃度は60%と高く、しかもフルスペクトラムです。
ほかのCBDリキッドではあまり効き目を体感できないという方におすすめ。
毎月お届けコースに申し込むと、初回にVEPE本体の「プラスウィードキット」も届くので、すぐに試せます。
リキッドがなくなったらカートリッジを交換するだけでOK。メンテナンスの必要はありません。
まとめ
CBDに興味は持ったものの、少々抵抗もあるし、高額なのも気になる、でも電子タバコは試してみたいという方もいるでしょう。それなら「Dr.stick」を使ってみてください。
「Dr.stick」はリキッドが入ったPODを本体に装着して、そのまま吸うだけで楽しめます。
使い方が非常に簡単なVAPEなので、まずは気軽に試せるこちらからはじめてみませんか？