プルームテックプラス・プラスウィズの有害性とは?健康被害や有害物質について

タバコを吸っていると体への影響が心配されます。

JT(日本たばこ産業)から販売されているプルームテックプラスウィズ(以降この記事ではプルームテックプラスと省略)は、低温加熱式タバコでタールが発生しないため健康志向の愛煙家に好まれている人気のタバコ製品です。

しかし、タールが発生しないだけで体への害はなくなるのでしょうか?

そこでこの記事ではプルームテックプラスの体への影響や、健康が懸念される物質について解説していきます。

プルームテックプラスを吸った時の体への影響【ネット上の評判】

 

プルームテックプラスを吸った時の影響について、ネット上には喉のイガイガや異変を感じるといった口コミがあります。

プルームテックプラスは紙巻きタバコに比べて有害性が少ないイメージがありますが、吸う人によっては喉に違和感を覚えるケースもあるようです。

 

プルームテックプラスウィズは低温加熱式タバコでタールが発生しない

プルームテックプラスウィズ

出典:https://ploom.clubjt.jp/tech/ploomtechplus/devicelineup/

喉への影響を感じる方もいらっしゃる中、プルームテックプラスが他のタバコよりも有害性が少ないといわれるのは、タールが発生しない点にあります。

 

プルームテックプラスは低音加熱式タバコでタバコ葉を直接加熱するのではなく、リキッド(液体)を加熱して出た蒸気をタバコ葉に通過させて喫煙するのが特徴です。

 

一般的な紙巻きタバコはタバコの葉を燃やす一方、プルームテックプラスは30~40℃の低温で加熱するためタールが発生しません。

プルームテックプラスは低温加熱でタールが発生しないため、高温加熱式タバコや紙巻きタバコと比べると有害性が少ないとされています。

高温加熱式タバコ・紙巻きタバコとの違いについて

プルームテックプラスは低温加熱式のタバコですが、他にも高温加熱式タバコや紙巻きタバコといったたばこ製品があります。それぞれの違いについて見ていきましょう。

高温加熱式タバコ

高温加熱式タバコはタバコを燃焼させるのではなく、タバコに高温を加えることでニコチンや香り成分を発生させるタイプのタバコです。代表的な高温加熱式タバコ製品には、フィリップモリス社のアイコス、BAT社のグローなどがあります。

 

そして200℃を超える高温でタバコを加熱するため、タバコからタール成分が発生することがあります。タールは呼吸器系への悪影響が懸念される有害物質の一つであり、長期的な喫煙によって、肺がんや慢性気管支炎などの病気を引き起こす可能性があります。

 

またタールが発生しやすい温度は500℃付近といわれています。しかし高温加熱式タバコはタールが発生しやすい温度までは加熱しないため、タールの発生する量は少なくなっているのです。

 

※“タールの呼吸器系への影響について”出典:禁煙推進委員会

紙巻きタバコ

紙巻きタバコはタバコ葉を紙で巻いたもので、火を使って煙を発生させてフィルターを通して煙を吸い込みます。そして紙巻きタバコは、ニコチン、タールなどの有害物質が含まれているため、健康への影響が懸念されることも。また、周囲の人々にもタバコの燃焼部分から出る煙の副流煙によって健康被害を与えることがあります。

 

プルームテックプラスのニコチンの量について

銘柄名
メビウス・マイルド・プルームテック・プラス専用 0.03mg/puff
メビウス・コールド・ミント・プルームテック・プラス専用 0.03mg/puff
メビウス・ゴールド・ロースト・プルームテック・プラス専用 0.04mg/puff
メビウス・ゴールド・クリア・ミント・プルームテック・プラス専用 0.04mg/puff

※量について30秒に1回、1回当たり55mlを3秒間かけて、計50回吸引した場合の1吸引当たりの平均値

※測定時期 2019/1

出典:https://www.jti.co.jp/tobacco/responsibilities/guidelines/constituents/ploomtechplus/index.html

 

プルームテックプラスはタールの発生がないとはいえ、ニコチンの量は1回の吸引で0.03mg含まれています。

 

プルームテックプラスは、他のタバコ製品と比べるとニコチン量は抑えられていると言えるでしょう。

しかし、ニコチンは依存症を引き起こし、血管を収縮させ血液の流れを悪くする物質です。ニコチンには緊張を緩和してくれるプラスの効果もありますが、タバコへの依存性を高め、脳や心臓、血管の病気を引き起こす物質であるため、少量とはいえ注意が必要です

 

※“ニコチンについて”出典:厚生労働省

プルームテックプラスの煙に含まれる健康懸念物質について

メビウス・マイルド・プルーム・テック・プラス専用に含まれる健康懸念物質

物質名 有害性
アセトアルデヒド NQ(0.0998)μg/puff 発がん性、アルコール性臓器障害
アクロレイン BDL(0.0219)μg/puff 呼吸器毒性、心血管毒性
ベンゾ[a]ピレン BDL(0.00817)ng/puff 発がん性
ベンゼン BDL(0.00262)μg/puff 発がん性、心血管毒性、

生殖または発生毒性

1,3-ブタジエン BDL(0.00439)μg/puff 発がん性、心血管毒性、

生殖または発生毒性

一酸化炭素 BDL(0.00808)mg/puff 生殖または発生毒性
ホルムアルデヒド 0.0813μg/puff 発がん性、肝臓・腎臓などへの障害、呼吸器系への感作
4-(メチルニトロソアミノ)-1-(3-ピリジル)-1-ブタノン (NNK) BDL(0.0116)ng/puff 発がん性、血圧上昇、血栓形成のリスク
N-ニトロソノルニコチン(NNN) 0.0368ng/puff 発がん性

※検出できる最小量未満の物質はBDL、分析方法で分析種の定量が可能な最小量未満の物質はNQと記載

※30秒に1回、1回当たり55mlを2秒間かけて、計65回吸引した場合の1吸引当たりの平均値

※μg=100万分の1グラム、ng=10億分の1グラム

※測定時期 2019/1

出典:https://www.jti.co.jp/tobacco/responsibilities/guidelines/constituents/ploomtechplus/index.html

 

上記の9つの物質は、WHOが健康リスクの観点から含有量の低減を優先して推奨している物質です。

ニコチン以外にもプルームテックプラスには、健康に影響を与える可能性がある9つの物質が少量含まれています

少ないとはいえ多くの量を直接体に取り入れることで呼吸系の病気やがんになる恐れがあります。そこで健康のことを考えるのであれば、喫煙本数は少ないに越したことはないでしょう。

 

※“呼吸器系の病気やがんになる恐れについて”出典:日本たばこ産業株式会社

体に害のない電子タバコ「ドクタースティックタイプエックス」

ドクタースティックタイプエックス

出典:ドクタースティック

タールが発生しないことで「他のタバコと比べて害が少ない」と考えられているプルームテックプラス。

 

しかし、ニコチンやWHOが健康への影響を懸念する物質は含まれています。そのためプルームテックプラスの喫煙を続けていると、健康に何かしらの影響が及ぶ可能性があります

 

とはいえ喫煙者にとって急にタバコを辞めることは難しく、体のことを考えて禁煙にチャレンジしたとしても、手や口が寂しくなりタバコを求めてしまうのではないでしょうか。

 

そこでニコチン・タールフリーの電子タバコであれば、体に害がなく喫煙を楽しむことができます。

 

特に電子タバコの「ドクタースティックタイプエックス」なら、タバコ葉を使用しないニコチン・タール0なのでおすすめです。

 

ドクタースティックタイプエックスは、タバコ葉を使用していないためニコチンが含まれていません。さらにはプルームテックプラスのようにリキッドを蒸気にして吸引するためタールも発生しません。

 

またドクタースティックタイプエックスは、PODと呼ばれるリキッドの入ったカートリッジを本体に差し込むだけの簡単な方法で吸引できるので、初心者でも気軽に喫煙を始められます。

 

そして以下の通り4種類から選べるフレーバーの美味しさも魅力的です。

 

フレーバー 特徴
ストロングシガー
  • 本格的な深い苦みと渋みが感じられる風味
  • ガッツリとした吸い心地を味わいたい人に最適
ストロングメンソール
  • ミントの葉を凝縮したような爽快感のある風味
  • 嫌な臭いを気にせずに吸いたい人にぴったり
ビターコーヒー
  • ストロングシガーに甘さをプラスした風味
  • 苦みよりも甘みの強いタバコを好む人にちょうどいい
ブルーメンソール
  • ミント入りのブルーベリーガムのような風味
  • フレッシュな果実の味わいを好む人におすすめ

まとめ

低温加熱式タバコでタールが発生しないプルームテックプラス。

 

他のタバコと比べるとタールが発生しないため害は少ないと考えられています。しかし、ニコチンやアセトアルデヒドといった健康が懸念される物質を吸引してしまうため、体に害がないとはいえません。

体への害が心配であれば、タバコ葉を使用しないニコチン・タールフリーで体に害のない電子タバコの「ドクタースティックタイプエックス」に乗り換えてみてはいかがでしょうか。