ニコレス(NICOLESS)でニコチンフリーにしたいと思っているグローユーザーの方もいるでしょう。
アイコスで吸えるニコレスをグローで吸えるなら試したいと考えている人のために、この記事ではニコレスをグローで吸う方法をまとめました。
ニコチンフリーへの対応状況や、グローでニコレスを使おうとするときの注意点も合わせて解説します。ニコチンフリーにしたいと悩んでいる人へおすすめの対策を紹介していきます。
ニコレスにグローは対応していない
結論としては、ニコレスはグローに対応できる設計になっていません。
グローは加熱式タバコなのでニコレスも使えるのではないかと思いがちです。しかし、人気のグロープロのデバイスではニコレスのスティックサイズがフィットしないので、使えないというのが実情です。
ニコレス側からグロー対応の製品を開発して販売するアナウンスもないため、基本的にはグロープロではニコレスを吸えません。旧タイプ(モデル)のグローのデバイスではスリムなスティックを使用していて、ニコレスのスティックは太くて入らないのが問題です。
ニコレスはアイコスに対応
ニコレスを吸いたいならアイコスを手に入れましょう。ニコレスは株式会社ライテックが手掛けるニコチンフリーの茶葉スティックで、アイコスを開発したフィリップ・モリスが製造しているわけではありません。しかし、人気の高さからアイコスに合わせたスティックの開発がよくおこなわれています。ニコレスもアイコスに対応するように設計されているのが特徴です。
ただ、アイコスでニコレスを吸うときには機種選定に注意が必要です。
誘導加熱式のイルマシリーズと、加熱ブレードタイプの「アイコス3シリーズ」や「アイコス2.4」では吸えるニコレスのフレーバーが違います。グローからアイコスに乗り換えるときには機種を間違えると好みのフレーバーを楽しめません。
グローはニコチンフリーに非対応
グローはニコチンフリーのスティックには対応していません。ニコチンのリスクを考えて対処したいと思っている人にとっては悩ましい点でしょう。グローは通常の紙巻きたばこよりも煙が少なく、においも軽減されるので周囲にかける迷惑は減ります。吸い応えの良さにも定評があって、300万人に選ばれる加熱式タバコとして人気があるのは確かです。ただ、ニコレスのようにニコチンフリーではないのが健康面を考えると不安要素になります。今後、健康志向の人が増えている影響を受けてグローがニコレスのようなニコチンフリーのスティックを開発する可能性もゼロではありません。しかし、タバコらしさを実現するには研究開発に時間も費用もかけなければなりません。今すぐにニコチンフリーにしたいなら、グローは諦めなければならないでしょう。
※“gloユーザー数300万人突破について”「https://www.discoverglo.jp/device」
グローハイパーなら吸うことは可能
実は、グローハイパーはグロープロと違って口径が違っていてニコレスを吸うことが可能です。
グロープロでは直径が5mm程度なのに対して、グローハイパーでは直径が7mm程度です。ニコレスは直径が7.5mm程度なので押し込みながら挿すことができます。グロープロを使っている人も、グローハイパーを手に入れればニコレスを吸えます。
ニコレスをグローハイパーで吸うときの注意点
ニコレスを吸うことができるグローハイパー。
ただ、ニコレスはグローハイパーに合う仕様になっているわけではありません。ニコレスを吸うときには注意点があるので確認しておきましょう。
グローではアイコスとニコレスの味わいが違う
新しくグロー吸い始めたがニコレス不味いわwww pic.twitter.com/PA9UgCJoPX
— 鮭缶/SAKEKAN (@sakekan_VO) August 20, 2022
ニコレスうめーな
これならやめるの簡単だ。
ただ、やっぱりグローではなくiQOS使って吸わなきゃダメなのかも— ぷれじ(標識) (@guitar_g_) August 26, 2021
グローでニコレスを吸うとアイコスとは違う味わいになります。
どちらも同じ加熱式タバコですが、加熱の仕方によって茶葉が熱される具合が変わり、フレーバーの出方に違いが生まれるからです。
アイコスでは味わいが良くてもグローではまずい、アイコスでは酷い味わいでもグローではおいしいということが起こり得るので注意が必要です。
最新のニコレス4種(トロピカル・メロン・ダブルミント・スーパーハードメンソール)は誘導加熱式なので、グローとアイコスの間の差が小さくて済むでしょう。しかし、以前から販売されているニコレス6種(メンソール・ミント・レモンメンソール・ストロングメンソール・オレンジメンソール・ブルーベリーミント)は加熱ブレード式で、グローとは加熱方法がまったく異なります。
吸ったときの味わいも大きく違う可能性が高いでしょう。
※誘導加熱式:スティックを直接加熱してタバコ葉・茶葉を水蒸気化する仕組み
※加熱ブレード式:内部の金属片を加熱してタバコ葉・茶葉を水蒸気化する仕組み
グローハイパーの対応スティックは長さが違う
グローハイパーになってアイコスとほとんど同じ太さのスティックに対応したため、ニコレスを吸えるようになりました。
しかし、ニコレスとグローハイパーの対応スティックでは長さがまるで違います。ニコレスでは2.5cm程度なのに対して、グローハイパーは5cm程になっています。
味わいが変わるのもスティックの長さが違うのが一因です。グローでニコレスをおいしく吸うには長さの違いを考慮して、吸い方を考える必要があります。
挿し込み方の工夫が必要
グローでニコレスをおいしく吸うには挿し込み方の工夫が必要です。
グローで公式のスティックを使うのと同じように、フィルターの部分まで挿し込むと加熱が不十分でフレーバーがうまく出てきません。
しかし、ニコレスをあまり奥まで挿し込んでしまうと加熱がうまくいかなくなって蒸気が出なくなります。
ニコレスはグローハイパーなら挿入できるのは確かですが、正規品よりもわずかに太いのが問題になっているのでしょう。
適度な挿し方を試行錯誤して、自分にぴったりの吸い方をマスターする必要があります。挿し込み方が少し違うだけで味わいも変わるので、いつも神経質になって挿し込む長さをきっちり好みに合わせなければならないのはストレスになるでしょう。
安定した美味しさを求めるなら、グローハイパーでニコレスを吸うのはあまりおすすめできません。
空焚きのリスクがある
スティックの長さの対応状況に違いがある影響で、空焚きになるリスクもあります。グローに限らず、加熱式タバコは対応しているスティックを奥まで挿入して使用するのを前提に設計されています。スティックが長くて奥まで挿入できれば問題にならないかもしれません。しかし、ニコレスの場合にはグローハイパーが対応しているスティックよりもずっと短いので必ず加熱する対象がない部分が生じます。空焚きになってしまってグロー本体が故障するリスクがあることも、ニコレスをグローで吸うのを避けた方がいい理由です。
ニコレスでグローハイパーが故障すると保証対象外になる
ニコレスをグローハイパーで吸って故障した際は、保証対象外になるので注意しましょう。
ニコレスはユーザーガイドに記載されている正しい方法で使用していた場合に限り、保証対象としています。
故障や破損などで本体が使えなくなったときにも、保証要件を満たしていればお客様相談室に連絡すると交換対応をしてもらえます。
しかし、正式に認められていないスティックを使って壊れたという場合には正しい使用方法ではないので保証対象外です。ニコレスを吸ったのがグローが故障した直接の原因だった場合ももちろんですが、本体の初期不良だったとしても保証を受けられなくなります。ニコレスをグローで使うリスクは大きいので避けるのが無難です。
グローユーザーがニコレスを使いたいときのおすすめ対策
グローを愛用してきた人がニコチンフリーにしたいと思ったときには、気軽に手に入れられるニコレスを使いたいと考えるでしょう。グローユーザーにとってグローに公式のニコチンフリーのスティックがないのは大きな問題です。ここではニコレスを使いたいグローユーザーにできる2つの対策を紹介します。
アイコスまたはアイコス互換品を購入する
アイコスやアイコス互換品として販売されている加熱式タバコを購入すればニコレスを吸えます。吸いたいニコレスのフレーバーに合わせて、適切な方式の加熱式タバコを選んで購入しましょう。アイコスの場合にはフレーバーの加熱方式に合うシリーズを選べば問題ありません。互換品の場合にはそれぞれ異なるので、加熱ブレード式か誘導加熱式かを必ず確認してから購入しましょう。
アイコスや互換品を買ってみると、グローを愛用してきた人にとっては使い勝手が違って困ることもあります。また、本体を購入するとまとまった費用もかかってしまいます。しかしアイコスを購入したのを原動力にしてニコチンフリーの生活を送れるようになる可能性が高くなるのでおすすめです。
ニコチンフリーの電子タバコに乗り換える
ニコチンフリーにしたいなら、ニコレスにこだわる必要はありません。ニコチンによる健康被害をなくしたいけれど、タバコはやはりやめられないと思っている人も多いでしょう。そんな時、加熱式タバコから電子タバコに乗り換えるのがおすすめです。紙巻きタバコから加熱式タバコのグローに乗り換えた理由は、タールなどの有害物質の影響を減らしたいからという人もいるでしょう。ニコレスは成分の安全性について検査をしていますが、茶葉の加熱によって一酸化炭素などの有害物質が発生する可能性は否定できません。電子タバコなら健康リスクのある物質の発生を最小限に抑えられます。ニコチンフリーのリキッドもあるので、グローから電子タバコへの乗り換えも検討しましょう。
ニコチンフリーでおいしい電子タバコなら「ドクタースティックタイプエックス」
出典:ドクタースティック
グローからニコチンフリーのニコレスに乗り換えたいと思っている人は、電子タバコに切り替えるというのも一つの手です。
電子タバコはタバコ葉を使用していないためニコチンフリーです。さらに電子タバコの「ドクタースティックタイプエックス」であればタールも発生しないため、体への害がありません。
電子タバコに乗り換えたときにおいしくないのが不満になって、続けられなくなることはよくある話しです。フレーバーが気に入らない、ガツンと来る刺激がないというのが電子タバコに切り替えたときの典型的な悩みと言えるでしょう。
しかし、「ドクタースティックタイプエックス」は喉にガツンと来る吸い心地を実現しています。ストロングメンソール・ストロングシガー・ブルーメンソール・ビターコーヒーの4種類のフレーバーに対応していて、本格的な香りを求める人も、清涼感が好きな人も、ビターなコーヒーが好きな人も納得できるでしょう。
定期便でいつもお得に好きな頻度でPODを届けてもらえて、フレーバーもいつでも自由に変更できます。刺激があってこそおいしいと思うなら「ドクタースティックタイプエックス」がおすすめです。ニコチンフリーの設計なので、これからもずっと安心して吸っていけます。
まとめ
ニコレスはグローで吸えないというわけではありませんが、リスクが高いのであまりおすすめできません。
最新のグローハイパーならニコレスのスティックが入りますが、長さが短いのが問題になります。ニコチンフリーにしたいからといって、無理にグローでニコレスを吸うのはやめた方が良いでしょう。ニコレスにこだわりがあるなら対応していることで有名なアイコスを選ぶか、アイコスと同様にニコレスのサイズに対応している互換品が安心です。
ニコチンフリーにしたいなら、ニコレスだけにこだわらずに電子タバコも検討するのがおすすめ。
電子タバコの「ドクタースティックタイプエックス」はガツンと来る刺激と、強いメンソールのフレーバーにも対応しています。グローを愛用してきたユーザーも納得の味わいを楽しめる電子タバコなので挑戦してみてはいかがでしょうか。