タバコを吸うとしゃっくりが出るのはなぜ?しゃっくりの原因や止め方5選

喫煙者の方のなかには、タバコを吸うとしゃっくりが出るという経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

人前で無意識にしゃっくりが出始めて、なかなか治らないと焦りますよね。 

そこで今回は、しゃっくりの原因や止め方などを解説します。

タバコを吸うと出るしゃっくりのメカニズムも理解し、快適な喫煙ライフを送りましょう。

 

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しゃっくりが出る原因

しゃっくりが出る原因は大きく分けて、「横隔膜の痙攣(けいれん)」と「病気の可能性」の二通りです。

基本的には横隔膜の痙攣である場合が多く、大事に至らないケースがほとんどです。しかし、病気のリスクもゼロではありません

ここでは、生理現象の一種とされる「横隔膜の痙攣によるしゃっくり」と、病気の疑いがある「2日以上続くしゃっくり」の違いを見ていきましょう。 

 

基本的には横隔膜の痙攣

しゃっくりは基本的に、胸部と腹部の間に位置する「横隔膜」という筋肉が痙攣することで起こる生理現象です。

息を吸うとき、横隔膜が下がった状態で声帯が開いていると、息が肺に送り込まれます。
ですが、息を吸おうとしたときに、何らかの理由で横隔膜が痙攣すると、声帯の筋肉が収縮して狭くなってしまうのです。
その狭い声帯を呼気が通ろうとするとヒクッという音が出ます。
これがしゃっくりが起こる基本的なメカニズムだと考えられています。

医療の現場では吃逆(きつぎゃく)と呼ばれるしゃっくりは、数分間で自然に治まるケースがほとんどです。

 

2日以上続くなら脳や呼吸器、消化器の病気の可能性も

まれですが、しゃっくりが2日間以上続いている場合は、脳や呼吸器、消化器の病気の可能性があり、検査や治療、手術が必要になるケースもあります。

脳の病気が原因で起こるしゃっくりは「難治性しゃっくり」のひとつです。脳と脊髄(せきずい)をつなぐ中枢神経が刺激を受けて起こるとされています。

しゃっくりが2日以上続き、めまい、吐き気、嘔吐、頭痛、しびれ、歩行困難などの症状もあるなら、脳出血・脳梗塞・脳腫瘍・てんかんなど、脳の病気が発症している危険性があります。ただちに脳神経外科・脳神経内科を受診しましょう。

また、肺がんや肺炎、気管支喘息など呼吸器の病気が引き金となって、しゃっくりが数日続く場合もあります。
病気の影響で横隔膜の運動を支配する『横隔神経』や嚥下(えんげ/物を飲み込む動作)や声帯の運動に関係する『迷走神経』が直接刺激を受けることで起こるといわれています。

しゃっくりのほかに起こる症状は、発熱、胸痛、せき、息切れ、声がかすれる、痰などです。呼吸器に問題がありそうな場合は、呼吸器外科・呼吸器内科に相談しましょう。

消化器の病気に起因するしゃっくりの場合、消化性潰瘍や逆流性食道炎などにより、舌咽神経が胃酸によって刺激されることで起きると考えられています。ほか、食道がんや胃がん、腸閉塞、胃腸炎といった病気が横隔膜に刺激を与え、しゃっくりを誘発している可能性があります。

胸やけ、喘息咳、喉が苦い、喉が詰まる、飲み込むときに痛いなどの症状が見られたら、消化器内科や胃腸内科を受診しましょう。

 

参考:https://epark.jp/medicalook/hiccup-sick/

 

短時間で止まるしゃっくりはこんなときに出る!

辛そうな女性

静かな場所にいるときや人と話しているときにしゃっくりが止まらなくなると、本当に困りますよね。短時間で止まるとしても焦るものです。

短時間で止まるしゃっくりが出やすくなる状況はいくつかあります。どんなときにしゃっくりが出やすいのか把握して、なるべく避けるようにしましょう。

 

しゃっくりが出やすい状況

  • 炭酸飲料を飲んでいるとき
  • 冷たいお酒などをたくさん飲んでいるとき
  • 熱い物を冷まさずに食べたとき
  • 早食い・大食いをした後
  • 辛い物を食べたとき

 

いずれも、速くて深い呼吸などで血液中の二酸化炭素濃度が低下している状況のことが多いです。

早食い・大食いの場合、胃が拡張して横隔膜を刺激するため、しゃっくりが起こることもあります。

食後によくしゃっくりが出るという人は、食事はゆっくり適量を食べて、冷たいお酒を一気飲みせず、熱い物は適度に冷ましてから口に入れましょう。

しゃっくりをしたくないときは、炭酸飲料や辛い物は避けることをおすすめします。

 

また、ストレスが溜まると胃腸に負担がかかり、しゃっくりを引き起こす場合もあります。

会議中などストレスのかかる場面でしゃっくりが出ないように、自分に合ったリラックス方法を見つけておきましょう。

 

タバコを吸うとしゃっくりが出るのはなぜ?

喫煙者の中にはタバコを吸うとしゃっくりが出やすいという人もいるでしょう。

主な原因はタバコの吸いすぎ寒い場所での喫煙の2つです。

 

毎回出るならタバコの吸い過ぎ

タバコの吸い過ぎは肺を刺激し、しゃっくりを引き起こしやすくなります

毎回しゃっくりが出るなら、喫煙本数を減らしてみましょう。口寂しくなったら、ガムを噛んだりコーヒーを飲んだりして別のもので代替すると、喫煙頻度を抑えることができるかもしれません。

 

寒い場所での喫煙

暖かい部屋から外へ出たときの寒暖差によってしゃっくりが出ることがあります。
それと同じような理由で、寒い場所での喫煙がしゃっくりを引き起こすこともあるのです。

寒い場所で喫煙をするとタバコを吸うときに冷たい空気も一気に入ってきます。
その温度差でしゃっくりが出るというわけです。

タバコそのものではなく、温度差が原因でしゃっくりが起こる事を覚えておきましょう。

なお、タバコ関連でいくと、一般用医薬品である禁煙補助剤のニコレット®の使用で、しゃっくりの症状が継続したり重くなったりする場合があります。その際は医師や薬剤師への相談が必要になります。

 

参考:https://alinamin-kenko.jp/data/pdf/commentary_nicorette.pdf

しゃっくりの止め方5選

耳をふさぐ女性

ここでは、おすすめのしゃっくりの止め方5選をご紹介します。

人前でもできる簡単な方法から、病院でも行われている効果的な方法まで、頭に入れておきましょう。 

 

両耳に人差し指を入れて30秒

準備もいらず、すぐにできる方法が「両耳に人差し指を入れて30秒押す」というものです。

耳の奥にある舌咽(ぜついん)神経を刺激することで横隔膜の痙攣を抑制できるため、一定の効果が見込めます。

 

神経への刺激がしゃっくりを引き起こすこともありますが、刺激をすると止まることもあるのです。

会議中などに急にしゃっくりが止まらなくなったら、考えているフリをしつつやってみましょう。

 

舌を強めに引っ張る

舌を強めに引っ張る」という方法もあります。

病院でも使われているこの方法は、舌咽神経に刺激を与えることで、横隔膜の痙攣を鎮めるというものです。

やり方は簡単で、舌を強めに30秒ほど引っ張るだけです。

衛生面を考慮し、洗った後の清潔な手で行うか、ハンカチなどを使用するとよいでしょう。 

 

息を吸う→止める→吐き出す

息を止めるのは、場を選ばずできるしゃっくりの対処法です。

横隔膜の痙攣を鎮めるためには、血液中の二酸化炭素濃度を上げることが効果的だと考えられています。
それを実践するために、10秒ほどかけて深く大きく息を吸い込み、10秒を超えて息を止めたのち、10秒ほど使ってゆっくりと吐き出します

「息を吸う→止める→吐き出す」という動作を繰り返すことで、しゃっくりが止まるはずです。 

口元にビニール袋などを当てて、そこに息を吹き込むようにして何度も呼吸するという方法も、二酸化炭素濃度を上げる方法として知られています。

 

冷たい水を飲む

よく耳にする「冷たい水を飲む」という対処法も試す価値があります。可能なら氷水を一気に飲みましょう。

また、本来口を付けるコップの手前側ではなく反対側に口をつけて、前傾しながら飲むと止まるといわれています。

舌咽神経や迷走神経が刺激されるので、横隔膜の痙攣が抑えられるかもしれません。 

 

酸味が強いものを摂る

酸味が強いものを摂取することもしゃっくりを止める方法のひとつです。
酸味によって迷走神経が刺激されることでしゃっくりが治まると考えられています。

レモンをかじる、もしくはレモン水やお酢ドリンクなど酸味が強いものを摂取しましょう。

 

VAPEなら冬にベランダで吸う必要なし!

非喫煙者が増えたことで、室内でタバコを吸う機会がめっきり減りました。とくに紙巻きタバコの場合、「部屋に臭いがつく」という理由から室外での喫煙を余儀なくされた方も多いのではないでしょうか。

真冬のベランダで、震えながらタバコを吸う光景は寂しいものです。前述の通り、寒い場所でタバコを吸うと、しゃっくりが止まらなくなる原因にもなります。

また、ベランダで吸うと、隣家の洗濯物にニオイがついてしまう心配もあります。ニオイだけではなく、ニコチン・タールなどの有害物質も付着するので、図らずも受動喫煙を負わせてしまう危険性もあるのです。

 

そんな問題を解決してくれるのが電子タバコ(VAPE)です。
電子タバコとは、リキッドと呼ばれる香り豊かな液体を加熱し、発生した水蒸気を吸引するタイプのタバコのこと。ここ最近、愛用する方が続出している注目のアイテムです。

紙巻きタバコや加熱式タバコのようにタールもニコチンも含まないため、部屋に嫌な臭いがつくこともなく、受動喫煙の心配もありません。室外に出る必要もなく、悠然と喫煙を楽しむことができます。

 

ニオイがつかなくて美味しいVAPE「ドクタースティック タイプエックス」

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出典:ドクタースティック タイプエックス

 

数ある電子タバコ製品の中でもおすすめしたい商品がSNSを中心に支持を集めている「ドクタースティック タイプエックス」です。

 

人気の理由として、次のような点が挙げられます。

  • 嫌な臭いがなく、ニオイもつかない
  • 日本人好みのフレーバーが揃っている
  • ノンタール、ノンニコチンで体を害する心配もない
  • リキッドがなくなったら、POD(カートリッジ)を取り替えるだけ
  • PODを交換すれば、違う味をすぐ楽しめる
  • コンパクトでガジェット感覚で持ち運べる

 

 

しゃっくりだけでなく、ニコチン・タールの体への影響に不安がある方は、ドクタースティック タイプエックスへの切り替えを検討してみてはいかがでしょうか。

 

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まとめ

しゃっくりは、タバコの吸い過ぎや寒暖差によって引き起こされます。

特に紙巻きタバコを喫煙されている方は、この条件を満たしやすいため注意が必要です。日常生活に支障が出ないように自分の体にも配慮して喫煙しましょう。

また、「室内でタバコが吸いたい」「タバコを買いに行くのが面倒くさい」と感じている方は、この機会にドクタースティック タイプエックスを試してみてはいかがでしょうか。部屋にニコチンやタールの臭いがつくこともなく、定期便なら毎回自宅に配送されます。

そんなストレスフリーな電子タバコ、ドクタースティック。コスパもよいのでぜひ試してみてくださいね。