「百害あって一利なし」とは、「弊害ばかりでメリットがひとつもない」という意味のことわざです。
タバコは「百害あって一利なし」とよくいわれますが、タバコにはどのような弊害があるのでしょうか。
このページでは「百害あって一利なし」の意味や使い方、さらに、タバコがそのようにいわれる理由を解説します。
また、百害あって一利なしと呼ばれる食べ物や言動についても、真偽のほどを検証していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ことわざ「百害あって一利なし」とは
「百害あって一利なし」とは、百とも呼べるほどたくさんの弊害をもたらすのに、利益となることは一つもないという意味です。
何事にも悪い面があれば良い面もあるはずですが、百害あって一利なしと呼ばれるものは、良くない面ばかりで褒めるべき点が見当たらないということになります。
「百害あって一利なし」の使い方・例文
「百害あって一利なし」は以下の例文のように使います。
先輩のわがままにつきあっても無駄に時間を取られるし、嫌な思いはさせられるし、百害あって一利なしだ。 |
タバコはストレス解消になるというが、ストレス自体が煙草によるものであることを考えると、やはりタバコは百害あって一利なしといえる。 |
類語
「百害あって一利なし」の類語には「有害無益(ゆうがいむえき)」があります。
文字通り、害しかなく益はないという意味です。
対義語
百害あって一利なしとは反対の意味を持つ言葉に「良いこと尽くめ」があります。
良いこと尽くめは良いことしかなく悪いことが見当たらない状態ですから、百害あって一利なしとは正反対の状況を表しています。
本当に百害あって一利なし?食べ物・飲み物
百害あって一利なしと呼ばれるものはさまざまです。
ここでは、食べ物と飲み物について、そのウワサの真偽を解き明かしていきましょう。
【食べ物】マーガリンが体に悪いって本当?
百害あって一利なしといわれる食品のひとつに、マーガリンが挙げられます。
マーガリンが体に悪いといわれる理由は、トランス脂肪酸を含むからです。
脂質を構成する脂肪酸の一種であるトランス脂肪酸は、マーガリンやショートニングを植物油などから作る際に産生され、過剰摂取すると冠動脈疾患(心筋梗塞など)を発症する可能性が高まるといわれています。
そのため、WHO(世界保健機関)は2003年に、トランス脂肪酸の摂取量を総エネルギー摂取量の1%未満にする「生活習慣病を防ぐために食事から摂る栄養素の量の目標」を公表しました。
2005〜2007年度に農林水産省が実施した調査によると、日本人のトランス脂肪酸摂取量は0.44~0.47%でWHOの基準値を下回っており、通常の食生活での健康リスクは低いと考えられています。
また、日本の食品事業者は現在も、食品加工の工程において可能な限りトランス脂肪酸を減らすよう取り組んでいます。
時代とともにマーガリンの健康リスクは減少傾向にありますが、トランス脂肪酸を過剰摂取しないようバランスの取れた食生活を意識することが大切です。
参考:https://www.pankougyokai.or.jp/transfat.html?utm_source=chatgpt.com
【飲み物】糖分入りの炭酸飲料が体に悪いって本当?
糖分入りの炭酸飲料も百害あって一利なしといわれています。
まず、砂糖などの糖分を含む炭酸飲料は酸性度が高く、口内を酸性の状態にしてしまいます。
酸性の状態が続くことで歯のエナメル質が溶け、歯の健康に悪影響を及ぼしてしまうのです。
また、炭酸飲料は喉ごしがよく飲みやすいため、一度に大量の糖分を摂取することにつながります。
糖分が体に急速に吸収されることでインスリンが過剰分泌され、その状態が続けば糖尿病のリスクが高まる原因にもなるのです。
糖分の大量摂取は脂肪肝やメタボリックシンドローム、心臓病といった生活習慣病にもつながるため、摂りすぎには注意しなければなりません。
さらに、糖分には依存性があるといわれています。
甘い飲み物を飲むことで脳が快感を覚え、「もっと飲みたい」という欲求が高まりやすく、習慣化しやすいのも大きな問題です。
健康リスクを考えて飲まないよう心がけても、つい手が伸びてしまう…
健康被害や依存性の観点からも、糖分入りの炭酸飲料はまさに百害あって一利なしといえるでしょう。
参照:https://www.kanamaru-dc.jp/news/acidic.html#h22
https://dm-net.co.jp/calendar/2023/037407.php
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酒は百害あって一利なし?
お酒も「百害あって一利なし」とよくいわれますが、その一方で「百薬の長」といわれることもあります。
さて、どちらが正しいのでしょうか。その真偽を明らかにしていきましょう。
お酒の飲みすぎは「百害あって一利なし」
お酒の席での失敗や健康被害など、良くない経験をした人は少なくないのではないでしょうか?
お酒が「百害あって一利なし」といわれる要因としては、飲み過ぎることが挙げられます。
厚生労働省は、純アルコール換算で1日あたり20g程度が飲酒の適量としています。
ビールなら中瓶1本、日本酒なら1合が適量で、これより多いと飲み過ぎというわけです。
また、飲酒量が多いとアルコール依存症を発症する可能性が高まるほか、高血圧症・脂質異常症といった生活習慣病や、食道がんや乳がんなどのさまざまな病気を引き起こすリスクが上がると考えられています。
飲みすぎると、思い出したくない経験をするだけでなく、体にも悪影響を与えるリスクがあるのです。
参考:https://www.mtc-nihonbashi.jp/column/health/1080/
適量の飲酒ならメリットはある?
お酒の弊害が飲み過ぎから来るものなら、適量を守ればメリットはあるのでしょうか。
赤ワインにはコレステロール値を下げる働きがあるといわれるなど、全くメリットがないわけではありません。
しかし、メリットはあまりに限定的で、少量でも口腔がんや乳がんのリスクが上昇するなど、メリットを上回るデメリットが多数あるとされています。
そのため「百薬の長」と呼べるほどの効果は期待できません。
お酒はメリットがあるというより、味を楽しむため適度に飲む嗜好品と考えた方がいいかもしれませんね。
参考:https://diamond.jp/articles/-/209999?page=3
人間関係に百害あって一利なしの言動
人との付き合いでも、感情のおもむくままに振舞って無駄に関係をこじらせてしまう行為は「百害あって一利なし」です。
ここでは一利にもならない人間関係における言動を紹介します。
悪口を言う
百害あって一利なしの典型ともいえるのが、悪口を言う行為です。
悪口を言われて嬉しい人はいませんし、相手の耳に入れば思わぬところで反撃されないとも限りません。
たとえ本人の耳に入らなかったとしても、周囲からは「自分も陰で悪く言われてるんだろうな…」と思われ、距離を置かれたり縁を切られたりして孤立してしまう可能性があります。
嫉妬やコンプレックスからライバルを悪く言いたくなることもあるかもしれませんが、悪口を言っても損するのは結局のところ自分です。
ネガティブな感情が湧いてきたら、自分に目を向けて自己研鑽(じこけんさん)に努めた方がずっと良い結果を生むでしょう。
怒ってばかりいる
怒ってばかりいると自分の感情も制御できない子供っぽい人間と見なされてしまい、得をすることは何もありません。
童話に、北風と太陽が旅人のコートを先に脱がすことができるのはどちらかを競い合う『北風と太陽』という話があります。
北風は、強く吹きつけて旅人のコートを飛ばそうとしましたが、旅人はコートが飛ばないように逆にしっかりと押さえつけてしまいます。
しかし、太陽が強く照りつけると、旅人は簡単にコートを脱いでしまったのです。
つまり、他人への風当たりをいくら強くしても、相手を思い通りに動かすことはできないということです。
怒りに身を任せた言動は、対抗心や反抗心を生むだけで相手の信頼を損なう、人間関係において百害あって一利なしの言動といえるでしょう。
言い負かそうとする
自分の考えが正しいと思い込んで、相手を言い負かそうとする言動もよくありません。
自分にとっての正解が他人にとっても正解とは限らないのです。
自分の正解を押しつけて相手を言い負かそうとすれば、確実に相手を不快にさせてしまいます。
誰にとっての正解かという視点を欠いた論破は自分の思考の浅さを晒すだけで、「百害あって一利なし」といっていいでしょう。
百害あって一利なしの代表格「タバコ」
百害あって一利なしの代表格ともいえるタバコですが、実際の弊害にはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、タバコが百害あって一利なしといわれる理由に迫ります。
あらゆる疾患の原因になる
タバコが肺がんリスクを高めることはよく知られています。
喫煙本数が多ければ多いほど、また喫煙期間が長ければ長いほど、死亡リスクも高まります。
しかし、タバコの害は呼吸器系だけではありません。
消化器系や泌尿器系など全身の至るところにがんを発生させたり、狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患などの循環器疾患のリスクを引き上げたりします。
タバコはあらゆる疾患を引き起こす危険因子であり、まさに「百害あって一利なし」といえるものなのです。
参考:https://www.kanto-ctr-hsp.com/ill_story/201108_byouki.html
受動喫煙で周りもリスクを負う
タバコは喫煙者本人だけでなく、周りの人間にも害をもたらします。
喫煙者が吸い込む煙を主流煙といい、タバコの先端から立ち上る煙を副流煙といいます。
恐ろしいことに、より多くの有害物質を含んでいるのは副流煙なのです。
喫煙者でなくてもタバコの煙にさらされる環境にいると、受動喫煙によってリスクを負う可能性が十分にあるということです。
例えば親が喫煙者の場合、子どもが気管支喘息や肺炎、多動症になるリスクが上がります。
また、喫煙者の配偶者は本人が喫煙していなくても肺がんのリスクが高まるという報告もあります。
路上喫煙などしようものなら、赤の他人の健康を脅かしてしまうことになるわけです。
副流煙が他人の健康を脅かすという事例を受け、2020年に施行された改正健康増進法では、受動喫煙防止を目的として多くの人が利用する施設において、原則屋内禁煙と定められています。
参考:https://www.kanto-ctr-hsp.com/ill_story/201108_byouki.html
リフレッシュできるのもニコチン依存のせい
「タバコを吸うとリフレッシュできるから」という理由で禁煙に踏み出せない喫煙者は少なくありません。
しかし、リフレッシュできると感じるのはニコチン依存が原因です。
タバコを吸うと、ニコチンの作用で快楽物質として知られる「ドーパミン」が放出されます。
日常的にニコチンを摂取し続けるとドーパミンによる気持ちのよい状態に体が慣れ、体内のニコチン濃度が減少することでイライラしてまた吸いたいと思うようになってしまいます。
喫煙で気持ちよくなり、吸わないとイライラしてまた吸う…この繰り返しがニコチン依存症です。
さらに悪いことに、ニコチンの依存性は薬物やアルコールよりも高いといわれています。
合法および非合法ドラッグ20種の依存性スコアを算定した結果を、2007年に医学雑誌ランセットが論文として発表しています。
依存性スコアを算定した結果、タバコはヘロイン、コカインに次いで3番目に依存性が高いことが分かったのです。
アルコールは6番目、覚醒剤は8番目に依存性が高い結果となり、タバコの依存性は非常に高いことが証明されています。*
多くの病気を引き起こす上に、リフレッシュできると錯覚して禁煙しにくくなってしまうタバコは、まさに百害あって一利なしの代表格と呼ぶにふさわしい存在です。
*参照:http://www.jstc.or.jp/uploads/uploads/files/information/2018625t.pdf
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「百害あって一利なし」といわれるタバコ。
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まとめ
「百害あって一利なし」といわれるものはたくさんありますが、タバコはその代表格です。
喫煙者本人だけでなく周りの人にも害をもたらすリスクがあります。
また、一見メリットにも感じる「リフレッシュできる」という点においても、それはニコチン依存による弊害であることを忘れてはいけません。
しかし、わかっているけどタバコをやめられないという人は少なくないでしょう。
なかなか禁煙に踏み出せず悩んでいる人はぜひ、DR.STICK typeXを試してみてください。
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