レギュラーは「赤マル」、メンソールは「マルメン」と呼ばれ、日本国内でも多くの人に親しまれている海外タバコの「マールボロ」。ブランド名の由来も諸説あり、愛されてきた歴史の長さを物語っているかのようです。
この記事では、マールボロの歴史、種類ごとの吸い応えや香り、味わいをまとめています。
さらに、加熱式タバコのアイコスで吸える、マールボロのヒートスティックについてもご紹介します。
- 1 マールボロの歴史
- 2 マールボロ全種類の値段・味・特徴
- 2.1 マールボロ
- 2.2 マールボロ・ボックス
- 2.3 マールボロ・ミディアム・ボックス
- 2.4 マールボロ・ゴールド・ボックス
- 2.5 マールボロ・ゴールド・100’s・ボックス
- 2.6 マールボロ・メンソール・12・ボックス
- 2.7 マールボロ・メンソール・8・ボックス
- 2.8 マールボロ・メンソール・8・100’s・ボックス
- 2.9 マールボロ・メンソール・4・ボックス
- 2.10 マールボロ・ブラック・メンソール・8・ボックス
- 2.11 マールボロ・アイス・ブラスト・メガ・8・ボックス
- 2.12 マールボロ・アイス・ブラスト・メガ・5・ボックス
- 2.13 マールボロ・アイス・ブラスト・メガ・1・ボックス
- 2.14 マールボロ・ダブル・バースト・5・ボックス
- 2.15 マールボロ・ダブル・バースト・パープル・5・ボックス
- 3 マールボロはヒートスティックでアイコスでも吸える!
- 4 たばこ税増税による値上げの心配なし!ドクタースティックタイプエックス
- 5 まとめ
マールボロの歴史
今でも安定した人気を誇るマールボロ。マールボロはアメリカに本社を置くタバコメーカー「フィリップモリスインターナショナル」が製造する代表的な銘柄です。
まずはマールボロの歴史から見ていきましょう。
ブランド名の起源
諸説あるマールボロというブランド名の起源について、主なものは以下の通りです。
- 1840年代にアメリカとメキシコ間で起きた米墨戦争の英雄であるマールボロ将軍からきている。
- フィリップモリスの工場があった場所(グレート・マールバラ・ストリート)に由来する。
- 「Man Always Remember Love Because Of Romance Only」のそれぞれの単語の頭文字からとっている。
歴史が古いからこそ、いろんな説が出るのでしょう。
ちなみにフィリップモリスジャパンの日本語公式サイトには、イングランド南部に位置するウィルトシャーの町「モールブラ」から名付けられたとあります。
マールボロの歴史
1902年、イギリス(ロンドン)のフィリップ・モリス社がアメリカで自社銘柄を展開するためにニューヨークに子会社を設立。1908年のマールボロブランド誕生を経て、1924年に女性向けのタバコとしてマールボロ製品の販売が開始されます。
今とは違う白いパッケージで、ボックスタイプはなくソフトタイプのみ。赤いフィルターを採用し、赤いリップが付いても気にならないようになっていました。
しかし、第二次世界大戦中まで鳴かず飛ばずの状況が続き、一時は市場から消えてしまいます。
そして、アメリカの人々が豊かさを求めだした1950年代。マールボロは大リニューアルを図ります。フィルターにコルク調のコルクチップを採用した製品を1954年に発売。翌年にデザインを一新して、現在もおなじみの三角形の傘がついているようなパッケージになりました。パカッとフタを開けて、またピタッと閉じることのできる「フリップトップ・ボックス」を世界ではじめて採用したのもこの頃です。
広告にはカウボーイをはじめとした力強さを感じる男性を採用し、売上を伸ばしていきました。
1960年代初頭にはカウボーイのみを起用する広告戦略を打ち出し、一大ブランドへの急成長を果たします。
1973年にはついに日本へ上陸。大ヒット商品となりました。
パッケージデザインはマイナーチェンジを繰り返したものの、約60年間変わることはありませんでした。
しかし2014年に、マールボロの象徴ともいえる三角形の傘のマークを大きくし、ロゴやフィリップモリスの社章を薄いグレーにするといった、フルリニューアルが施されました。(日本は2015年に導入)
そして、マールボロは今でも日本トップクラスの売上を誇っています。
マールボロ全種類の値段・味・特徴
日本でも多くのファンを持つマールボロ。その味わいにはどのような特徴があるのでしょうか。
ここでは、マールボロ全種類の値段と共に、それぞれの種類の持ち味をご紹介します。
マールボロ
出典:https://www.marlboro.jp/products.html
タール:12mg
ニコチン:0.9mg
値段:600円(20本入り)
通称「赤マル」と呼ばれるマールボロの代表的な一品です。タール12mgの吸い応えと深みのある香ばしさ、たばこ本来の甘さ、苦味がたまりません。しっかりとフタがしまるボックスタイプではなく、包装がクシャッとなっていくソフトタイプをあえて選ぶ人は多いようです。
なお価格についてはマールボロブランドの紙巻きタバコは全て600円です。(2022年6月時点)
マールボロ・ボックス
出典:https://www.marlboro.jp/products.html
タール:12mg
ニコチン:0.9mg
値段:600円(20本入り)
赤マルのボックスタイプです。濃厚な香り、絶妙な甘さ、苦味は外国タバコの愛煙家から常に高い支持を得ています。
しっかりフタを閉められるので、かばんの中でタバコが散らばるようなことも防げます。
マールボロ・ミディアム・ボックス
出典:https://www.marlboro.jp/products.html
タール:8mg
ニコチン:0.7mg
値段:600円(20本入り)
赤マルの味わい深さを引き継ぎつつ、少し軽めのタールで吸いやすい「マールボロ・ミディアム・ボックス」。12mgタールはキツいという方は、こちらの8mgから試してみると良いかもしれません。パッケージも白ベースに赤とスッキリしています。
マールボロ・ゴールド・ボックス
出典:https://www.marlboro.jp/products.html
タール:6mg
ニコチン:0.5mg
値段:600円(20本入り)
マールボロの風味を残しつつ、苦味を押さえた吸いやすい銘柄です。タール6mgと軽めなので、マールボロ初心者や女性にもおすすめ。通称金マルです。
マールボロ・ゴールド・100’s・ボックス
出典:https://www.marlboro.jp/products.html
タール:6mg
ニコチン:0.5mg
値段:600円(20本入り)
マールボロ・ゴールド・ボックスのロングタイプです。クセが少なく、まろやかな吸い心地に定評があります。
マールボロ・ゴールド・ボックスよりも吸いやすいタバコを求めているなら、マールボロ・ゴールド・100’s・ボックスを試してみてください。
マールボロ・メンソール・12・ボックス
出典:https://www.marlboro.jp/products.html
タール:12mg
ニコチン:0.8mg
値段:600円(20本入り)
マールボロ本来の旨味に、メンソールの清涼感を加えた人気の高い銘柄です。タール12mgとしては吸いやすく、程良いメンソール感も味わえます。
マールボロ・メンソール・8・ボックス
出典:https://www.marlboro.jp/products.html
タール:8mg
ニコチン:0.6mg
値段:600円(20本入り)
マールボロ・メンソール・12・ボックスよりもタールを抑え、さらに吸いやすくなった「マールボロ・メンソール・8・ボックス」。
タバコ本来の風味とメンソールをバランス良く味わいたい方にぴったりです。
マールボロ・メンソール・8・100’s・ボックス
出典:https://www.marlboro.jp/products.html
タール:8mg
ニコチン:0.6mg
値段:600円(20本入り)
マールボロ・メンソール・8・ボックスのロングタイプです。たばことメンソールのバランスの良い吸い応えを、より長く味わうことができます。
マールボロ・メンソール・4・ボックス
出典:https://www.marlboro.jp/products.html
タール:4mg
ニコチン:0.3mg
値段:600円(20本入り)
マールボロ・メンソール・8・ボックスのタールを、さらに半分の4mgに抑えた「マールボロ・メンソール・4・ボックス」。マールボロの風味は残しつつ、軽い吸い応えとメンソールの爽やかさを兼ねそろえたタバコを求める方におすすめします。
マールボロ・ブラック・メンソール・8・ボックス
出典:https://www.marlboro.jp/products.html
タール:8mg
ニコチン:0.5mg
値段:600円(20本入り)
漆黒のボディが印象的なマールボロ・ブラックメンソール・8・ボックス。ミントフレーバーの刺激的なメンソール感は朝の目覚めの一服にぴったり。マールボロ・メンソールよりも、さらに強い清涼感がほしい方はお試しください。
マールボロ・アイス・ブラスト・メガ・8・ボックス
出典:https://www.marlboro.jp/products.html
タール:8mg
ニコチン:0.5mg
値段:600円(20本入り)
潰すと冷たいくらいのメンソールを楽しめる、メガカプセルを搭載したシリーズのタール8mgタイプ。カプセルを潰さなくても爽快感があり、吸いごたえも十分です。
すっきり感の中に甘味を感じるのもポイントです。
マールボロ・アイス・ブラスト・メガ・5・ボックス
出典:https://www.marlboro.jp/products.html
タール:5mg
ニコチン:0.3mg
値段:600円(20本入り)
マールボロ・アイス・ブラスト・メガ・8・ボックスと同じシリーズで、タールを5mgに抑えたタバコ。程良い吸い応えに、メンソールの爽快感がたまりません。カプセルを潰すと冷涼感が広がります。
非常に吸いやすいため、女性にもおすすめします。
マールボロ・アイス・ブラスト・メガ・1・ボックス
出典:https://www.marlboro.jp/products.html
タール:1mg
ニコチン:0.1mg
値段:600円(20本入り)
タール値が低く、かつ刺激的なメンソール感も求める方におすすめの「マールボロ・アイス・ブラスト・メガ・1・ボックス」。
カプセルをつぶすと刺激的な冷涼感がガツンと来て、口の中を爽快にします。
マールボロ・ダブル・バースト・5・ボックス
出典:https://www.marlboro.jp/products.html
タール:5mg
ニコチン:0.3mg
値段:600円(20本入り)
グリーンとブルーのダブルカプセルメンソールが特徴の「マールボロ・ダブル・バースト・5・ボックス」。カプセルを2つともつぶせば強メンソール、個別でもそれぞれの爽快さが楽しめます。タールは5mgで程良い吸い応えです。
マールボロ・ダブル・バースト・パープル・5・ボックス
出典:https://www.marlboro.jp/products.html
タール:5mg
ニコチン:0.3mg
値段:600円(20本入り)
パープルはフルーティーな爽快感、グリーンはメンソールの清涼感と、違った味わいを楽しめるカプセルを搭載した「マールボロ・ダブル・バースト・パープル・5・ボックス」。
パッケージが華やかなのもあり、女性も手に取りやすいでしょう。
マールボロはヒートスティックでアイコスでも吸える!
加熱式たばこのiQOS(アイコス)でも、マールボロの味わいを楽しむことができます。
2022年10月現在販売されているマールボロのヒートスティックは以下の通りです。
【マールボロのヒートスティック(一律1箱580円)】
※たばこ税増税による値上げのため、2022年10月1日に600円に価格変更
- レギュラー…紙巻きタバコのような味わいと苦味
- リッチレギュラー…タバコらしい深みのある味わい
- バランスド レギュラー…レギュラーよりも軽い吸い応え
- スムースレギュラー…タバコの味わいもあるライトな吸い応え
- ミント…軽めのメンソールで吸いやすい
- メンソール…タバコの風味と強メンソール
- パープルメンソール…甘いブルーベリーの香りと刺激的なメンソール
- イエローメンソール…ちょっと強めのメンソール感とシトラス系の香り
- トロピカルメンソール…程良いメンソール感とフルーティーな香り
- ブライトメンソール…甘さもメンソール感もちょうどいいシトラス系
- フュージョンメンソール…華やかな香りとフレッシュな味わいが融合
- ブラックメンソール…紙巻きタバコのブラックメンソールに近い味わい
マールボロヒートスティック以外のアイコス専用ヒートスティック、アイコスイルマ専用テリアもチェック!
2022年10月には、加熱式タバコのみが対象となる、たばこ税増税による値上げが実施されます。
アイコスのヒートスティックは600円に値上がりしますので、値上げ前にカートン買いしておくと良いかもしれません。
たばこ税増税による値上げの心配なし!ドクタースティックタイプエックス
マールボロも含めて近年は、たばこ税増税による紙巻きタバコや加熱式タバコなどの値上げが続きました。
2022年10月に加熱式タバコの値上げが実施されることをきっかけに、コストを抑えられるタバコへの乗り換えを検討している方もいるのではないでしょうか。
そんな方には、電子タバコのドクタースティックタイプエックスがおすすめです。
ドクタースティックタイプエックスは電子タバコなので、たばこ税がかかる対象となるタバコ葉を使用していません。そのため、たばこ税増税による値上げの心配はありません。
この機会にドクタースティックタイプエックスを試してみませんか?
まとめ
歴史の長いマールボロは、日本でも愛飲者の多いタバコです。種類も豊富なので、吸ったことのない人はぜひ試してみてください。
マールボロも気になるけれど、2022年10月の値上げの方がもっと気になるという喫煙者の方は、たばこ税関係なし、値上げの心配なしのドクタースティックタイプエックスを試してみましょう。