タバコの中南海は漢方成分配合？味や値段・購入できる場所を徹底解説！

中国産の独自性あふれる紙巻きタバコといえば「中南海（ちゅうなんかい）」。

喉や健康に良いといわれる漢方エキスを配合しており、日本でも話題を集めました。

愛煙家のモト冬樹さんや小泉今日子さんが吸っていたことでも知られています。

今回の記事では、中南海の漢方成分をはじめ、風味・値段・購入場所を徹底解説します。

中南海の特徴

中南海は、特許が必要な漢方添加技術を用いて製造された中国産の紙巻きタバコです。

開発が行なわれた北京タバコ工場は、もともと政府高官のためだけに高級タバコを生産する工場であったといわれています。

開発当初の中南海も例外ではなく、政府高官だけに供給され、銘柄名も政府高官の居住地「中南海」にちなんでつけられました。

高級タバコであった中南海はタバコ葉の品質も高く、厳選された優良葉のみ使用されています。

また、優良葉に2種類の漢方エキスをブレンドしている点も特徴的です。

漢方で使用される成分が入っている

中南海のタバコ葉には、「甘草（カンゾウ）」「羅布麻草（ラブーマソウ）」の2種類の漢方エキスが添加されています。

甘草は歴史が非常に古く、地域的にも広範囲でさまざまな用途に使用されることで有名です。中国では”帝王の師”という意味をこめて「国老(こくろう)」と呼ばれ、ハーブの中心としてあらゆるものに使用されています。

羅布麻草は中国中部から西北部にかけて群生する植物で、お茶の原料として使用されてきました。

羅布麻草が豊富に採れる中国西北地区では現在でも飲まれ続けています。

甘草の歴史は紀元前までさかのぼり、羅布麻草も数百年にわたり親しまれてきた漢方です。

そんな中国ならではの漢方エキスを世界最先端の添加技術を使用し、特殊加工を施した中南海。

普段から吸い慣れた紙巻きタバコとは一風変わった香り・味わいを愉しめるでしょう。

現在販売されている全種類の値段と味の特徴

中南海は、大きく分けて「ロング」「ライト」「ワン」の3種類があります。

タール1〜8mg・ニコチン0.1〜0.8mgと幅広く、メンソール風味も発売されているので好みに合わせて選ぶことが可能です。

ここでは、より詳細に中南海の全種類の値段・味の特徴をご紹介します。

中南海・ファイブ・ロング

出典：https://www.tabako-sakuranbo.co.jp/goods/goods-2065.php

中南海・ファイブ・ロングは、マイルドな漢方の風味を愉しめます。

同シリーズでは唯一のロングタイプで、長くじっくりと喫煙できる点が魅力です。

紙巻きタバコを吸い切るのが早く、時間をかけて風味を味わいたいという人に向いています。

中南海ライト・メンソール

出典：https://www.tabako-sakuranbo.co.jp/goods/goods-3157.php

中南海ライト・メンソールは、吸いごたえ・メンソール感ともにずば抜けています。

ひとくち目からハーブの爽快な香りが、喉にガツンと届くのが特徴です。

「タール数の低いタバコでは物足りない」「強いメンソールが好き」という人に好まれる味わいといえます。

中南海・ワン

出典：https://www.tabako-sakuranbo.co.jp/goods/goods-3138.php

中南海・ワンはタール1mgの軽い吸い心地で、ほのかに甘草エキスの甘みを味わえます。

紙巻きタバコ特有の吸いごたえを求める人には物足りないかもしれません。

一方、「紙巻きタバコの煙の臭いが苦手」「濃い味は嫌い」といった人には最適な銘柄です。

中南海ワン・メンソール

出典：https://www.tabako-sakuranbo.co.jp/goods/goods-3156.php

中南海ワン・メンソールは、緑茶・ハーブの香りと漢方特有の風味を愉しめます。

喉への刺激が少ない吸い心地でありながら、メンソール感も程よくある点が魅力です。

「風邪をひいたときでも美味しくタバコを吸いたい」「香り高いメンソールが好き」という人にぴったりの銘柄でしょう。

中南海・スーパーライト

出典：https://www.tabako-sakuranbo.co.jp/goods/goods-2883.php

中南海・スーパーライトはタール3mgとは思えない、豊かな味わいが堪能できます。

風味は中南海・ワンのライトな吸い心地をそのままに、漢方らしい風味を強めたイメージです。

「タバコ臭は苦手だけど、吸いごたえは欲しい」という人が満足できる銘柄といえるでしょう。

中南海・ライト

出典：https://www.tabako-sakuranbo.co.jp/goods/goods-2706.php

中南海・ライトは、漢方らしい風味もありつつ、マイルドで飽きの来ない味わいを愉しめます。

同じくタール8mgでも、他社製品に比べて喉にもやさしく人気の銘柄です。

普段からタール数の高い紙巻きタバコを吸っていて、なおかつ喉の負担を軽くしたい人におすすめできます。

廃盤になった銘柄

現在、日本では、中南海シリーズのうち6種類が既に廃盤となっています。

以下の商品は販売終了となっており、今のところ新作が製造される予定もありません。

• 中南海
• 中南海プレミアムワン
• 中南海ライトメンソール
• 中南海プレミアムライト
• 中南海ニューマイルド
• 中南海プレミアムスーパーライト

中南海も2021年に値上がりしている

2021年10月1日にタバコ税の増税が決まって以来、中南海も一部値上げされました。

値上げされた中南海の銘柄を一覧で紹介していきます。

以上の銘柄は、値上げ前に比べて20円ずつ割高になっています。

今後もタバコ税の増税が決まった場合は、中南海を含めタバコメーカー各社の一斉値上げが予想されるでしょう。

中南海はどこで売ってるの？

中南海の銘柄がどこで売られているのか気になる人もいるでしょう。

以下では、主な販売先と入手可能な銘柄の種類をあわせてご紹介しています。

コンビニ各社

中南海の銘柄のうち、レギュラー・メンソールは全国のコンビニ各社で販売されています。

取り扱い中のコンビニは「セブンイレブン」「ファミリーマート」「ローソン」などです。

タバコ専門店

中南海は、タバコ専門店でも販売されています。

タバコ専門店以外では通販サイトでも購入可能です。

ただし、中南海も一般的な紙巻きタバコと同じく20歳未満の人は購入できません。

また、パッケージに健康被害についての記載もあり、こちらも紙巻きタバコと共通しています。

健康に配慮するならドクタースティックタイプエックス

出典：ドクタースティック

漢方タバコでおなじみの中南海は、健康なイメージがあるかもしれません。

ですが、分類は一般的な紙巻きタバコと同じです。

ニコチンなど人体に有害な物質も含まれており、健康被害が懸念されます。

健康に配慮するなら、ニコチンの含まれていない電子タバコがいいでしょう。

電子タバコの中でも国内製造のドクタースティックタイプエックスがおすすめです。

ニコチンフリー

ドクタースティックタイプエックスは、ニコチンフリーの電子タバコです。

紙巻きタバコや加熱式タバコのように加熱しない「リキッドタイプ」なので嫌な臭いが発生しません。

そのため、受動喫煙で周囲に迷惑をかけてしまうこともなく、快適に喫煙を愉しめます。

紙巻きタバコを吸うより経済的

ドクタースティックタイプエックスは1PODで紙巻きタバコ6箱分ほどに相当します。

中南海（ファイブ・ロング・1箱530円）は6箱で3,180円。ドクタースティックタイプエックスではタバコ6箱分に相当する1PODは2,240円(2回目以降5POD11,200円より算出)となり940円（2回目以降）のコストカットができます。

1年間（中南海ファイブ・ロング30箱/月・ドクタースティック1箱/月）に換算すると、

• 中南海（ファイブ・ロング）：190,800円
• ドクタースティック：134,400円

つまり、年間56,400円もの節約ができる計算になります。

中南海の味わいも気に入っているという人は、ドクタースティックタイプエックスと併用し、少しでも安く喫煙を愉しんでみてはいかがでしょうか。

※タバコ6箱分相当＝吸引測定器による測定結果に基づく比較です。

まとめ

喉にやさしい漢方エキスの入った「中南海」は、健康的に喫煙ができるように思えます。

ですが、紙巻きタバコであることに変わりはなく、健康被害があることも事実です。

紙巻きタバコで健康を害するリスクを負うよりも、ニコチンフリーで体に害のない「ドクタースティックタイプエックス」はいかがでしょうか。

コスパのいい電子タバコも取り入れて、快適な愛煙ライフを送りましょう。