JT(日本たばこ産業)から発売されている「加熱式たばこ用デバイス」の最新機種であるPloom X(プルーム・エックス)。
2021年8月17日に、全国のコンビニエンスストア及びたばこ販売で発売され、同年12月には販売台数100万台を突破しました。
今回の記事では、そんなPloom Xの使用方法を徹底解説。吸い方のコツについても、詳しく説明していきます。
ploom X(プルームエックス)の基本的な使い方
Ploom Xの基本的な使い方は、大きく4つのステップに分けることができます。
複雑で難しい操作はあまり多くはありません。しかし、慣れが必要な部分もあるため、ぜひこの記事を読みながら一緒に本体を操作をしてみてください。
STEP1.スティックを挿入する
まず、本体上部のスライドカバーを開けて、専用のタバコスティックをさし込みます。
さし込む際は、タバコスティックを深く押し込みすぎないように気を付けましょう。
目安としては、タバコスティックのフィルター部分に描かれた「カラーライン」が隠れない程度に、ゆっくりと真っすぐさし込みます。
変に角度をつけてしまったり、強く押し込みすぎたりすると、タバコスティックが途中で折れてしまう危険性があるため注意が必要です。
STEP2.加熱を始める
タバコスティックを加熱する際には、本体のフロントパネル側の中央あたりにある「ボタンエリア」を、デバイスが振動するまで長押ししてください。
加熱が始まると本体のLEDランプが点灯し、加熱の進行状況を見ることができます。
加熱が始まったときに、デバイスのスライドカバーを閉めたり、フロントパネルをはずしたりすると、デバイスは自動的にスタンバイ状態に移行。もしものときも、安全な設計になっています。
STEP3.5分間喫煙を楽しむ
本体中央部分のLEDランプがすべて点灯し、デバイスが2回振動したら使用可能の合図です。タバコスティックに口をつけ、ゆっくりと煙を吸ってください。
Ploom Xは他社の「加熱式たばこ用デバイス」とは異なり、パフ数(吸引数)の制限がなく、5分間じっくりと喫煙を楽しむことができるのが最大の特徴です。
喫煙の残り時間は、フロントパネルのLEDランプがお知らせしてくれます。
STEP4.電源が切れたらスティックを抜きカバーを閉める
デバイスの使用可能時間が残り20秒になるとデバイスが振動し、まもなくヒーターが停止することを知らせてくれます。最後の20秒間は、LEDランプがゆっくりと点滅。
ブッという短い振動とともにランプが消灯したのを確認したらタバコスティックを真っすぐ取り出し、スライドカバーを閉めましょう。
タバコスティックはかなりの高温になっているため、加熱部分を直接触らないよう注意してください。
Ploom X(プルームエックス)の充電方法
ここからはPloom X本体の充電方法や、バッテリー残量の確認方法を説明していきます。
意外と知らない「LEDランプの見分け方」などについても書いているので、ぜひ参考にしてみてください。
バッテリー残量の確認
タバコスティックをさしていない状態で本体のスライドカバーを開けるとデバイス中央のLEDランプが点灯し、バッテリー残量を知らせてくれます。
ランプはバッテリー残量が少なくなればなるほど点灯部分が短くなるため、直感的に理解しやすいのがポイントです。
なお、ランプが3回点滅したときは「バッテリー残量が少なくなっている状態」、速く点滅しているときは「1本も吸えない状態」を表しています。
充電方法
デバイスを充電したいときは、USBType-Cケーブルを本体とACアダプターに接続。ACアダプターをコンセントにさし込めば、充電をすることができます。
特にデバイス購入直後は、必ず充電をしないと本体の電源が入りません。「故障かも」と問い合わせる前に、まずは充電ケーブルに接続してみましょう。
充電が開始されるとデバイスが振動し、LEDランプが点滅します。充電が進むにつれてランプの点灯箇所が伸びていき、ランプが2回点滅したのち消灯したら充電は完了です。
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Ploom X(プルームエックス)のクリーニング方法
ここまで、Ploom Xの使用方法や充電方法について説明してきましたが、この先はPloom Xを最適な状態で使い続けるためのお手入れ方法を解説していきます。
正しいクリーニング方法を覚えて、大切なデバイスを長持ちさせましょう。
STEP1.クリーニングスティックを挿入する
Ploom Xのお手入れは、月に1回またはタバコスティックのさし込みがキツいと感じたときにおこなってください。
デバイスをクリーニングする場合は付属のクリーニングスティックを軽く水で湿らせ、タバコスティックのさし込み口から挿入します。
クリーニングスティックは、故障を防ぐためにもデバイス購入時に付属してくる純正品を使用するようにしましょう。予備のクリーニングスティックは、CLUB JTのオンラインショップで10本入り240円で購入することができます。
STEP2.回転させながら汚れを取り除く
湿らせたクリーニングスティックをさし込んだら、ヒーターの底面や側面をまんべんなく清掃しましょう。清掃の際は、さし込み口から約15mmのところにある左右の突起部分は、特に入念に拭きとってあげてください。
ヒーター内部にたまっているたばこ葉のクズは本体をたたきつけたり強く振って無理に取り出したりせず、クリーニングスティックを左右にくるくると回しながら掻き出すのがポイントです。
STEP3.クリーニングが終わったら空焚きする
全体をキレイに拭きとったらヒーター内部の水分が完全に蒸発するよう、空焚きをする必要があります。
スライドカバーを開けタバコスティックは挿れずに「ボタンエリア」を長押しし、LEDランプが完全に消灯するまで加熱を続けてください。
クリーニング直後に空焚きをせずにデバイスを使用すると高温の蒸気により喫味に違和感を感じたり、舌や唇をヤケドする危険性もあるため注意が必要です。
なお、デバイス使用直後は本体が非常に熱くなっています。クリーニングは、本体が完全に冷めていることを確認してからおこなうようにしましょう。
Ploom X(プルームエックス)のおいしい吸い方のポイント
Ploom Xをおいしく吸うために必要なことは、正しい使用方法やクリーニングだけではありません。吸い方にもちょっとしたコツがあることを、みなさんご存知でしょうか。
ここからは、Ploom Xのおいしい吸い方をポイントごとに解説していきます。
加熱中に1回だけ吸う
Ploom Xを吸っているときに、「ひと口目が熱い」と感じたことはありませんか?
実はPloom Xの加熱中に1回だけ軽く吸っておくことで、不快な「ひと口目の熱さ」を軽減することができます。また、加熱直後はどうしてもタバコスティックが高温になっているため、熱さが気になる方は少し時間をおいてから吸い始めるのもいいでしょう。
舌や唇をヤケドしそうになった経験がある方は、ぜひ一度試してみてください。
スティックの位置を変える
喫煙が後半になるにつれて、味の薄さが気になるという方も少なくないのではないでしょうか。味が薄くなったと感じた場合はタバコスティックを少し引き抜いてみてください。
Ploom Xは本体の構造上、加熱されるのは中央部分だけになっています。味が薄いと感じる理由は、同じ箇所ばかりが加熱されることでたばこ葉が劣化してしまうからです。
そのため、タバコスティックを少し抜いて加熱箇所を意図的にズラすことで、味を長持ちさせることができると言われています。
Ploom X(プルームエックス)のBluetooth機能でできること
意外と知られていない機能なのですが、Ploom XにはBluetooth機能が搭載されています。お手持ちのスマートフォンと接続することで、バッテリー残量を簡単にチェックすることが可能です。
Bluetooth接続にはCLUB JTのサービス「Ploom X CLUB」に入会する必要がありますが、会員登録自体は無料でできるため登録しておくと便利と言えるでしょう。
ドクタースティックなら難しい操作は一切ナシ
出典:ドクタースティック
加熱式タバコの中でもLEDランプがグラデーションになっており、ボタンレスなデザインで直感的に使用できるPloom X。
しかし、加熱式タバコ特有の加熱時の待ち時間やニコチンが気になる方は多いでしょう。
電子タバコの「ドクタースティックタイプエックス」ならパフ制限や時間制限を気にすることなく楽しむことが可能です。そのうえ、ニコチン・嫌な臭いが0になっています。
「ドクタースティックタイプエックス」ならボールペンサイズでスマートに持ち歩くことが可能です。また、操作方法は吸うだけでパフ制限や時間制限を気にすることなく楽しむことができます。
ドクタースティックはニコチンフリー
出典:ドクタースティック
「ドクタースティックタイプエックス」は加熱式タバコとは異なり、リキッドを蒸発させて煙を発生させる電子タバコです。タバコ葉を使用しないため、ニコチンや嫌な臭いが発生しません。
加熱式タバコに比べ体への害はなく、副流煙の心配をする必要もなく喫煙を楽しむことができます。
まとめ
Ploom XはJT(日本たばこ産業株式会社)から販売される人気の加熱式タバコです。
操作方法も難しいところはなく、直感的に操作ができるデバイスとなっております。
そんなPloom Xも体への害や使用の手順、持ち歩くものが増えてしまうことからは避けられません。
「ドクタースティックタイプエックス」なら体への害もなく、喫煙までの面倒な手順や加熱時間を待つ必要もなくなるため、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。