似て非なるタバコである加熱式タバコと電子タバコ。
大きな違いは、タバコスティックとリキッド、どちらを使用するかにあります。
しかし、ここ数年ではさらなる進化を遂げ、スティックとリキッドを同時に使用する加熱式タバコ「lil HYBRID(リルハイブリッド)2.0」が誕生しました。
今回は、リルハイブリッドについて紹介します。
ぜひこの記事を参考にして、自分に合った次世代タバコを見つけてください。
lil HYBRID(リルハイブリッド)2.0とは?
「lil HYBRID(リルハイブリッド)2.0」とは、フィリップ モリス ジャパンを発売元とする新感覚の加熱式タバコのことです。
従来のものとは異なり、加熱式タバコと電子タバコを組み合わせたようなハイブリッドタイプ。
2020年10月に福岡と宮城で限定販売され、2021年2月から全国へと販売エリアを拡大しました。
スティックとリキッドを使用するハイブリッド方式!評判は?
従来の加熱式タバコは、たばこ葉を包んだスティックを加熱して喫煙するのが通常でした。
しかし、リルハイブリッドはスティックを加熱するのと同時に、液体のリキッドをミスト化して吸引します。
まさに加熱式タバコと電子タバコを組み合わせたハイブリッド製品。
「嫌な臭いがしない」「吸いやすい」など、評判も上々のようです。
中高温加熱で吸いやすい
加熱温度の高さは吸いごたえに比例すると言われていますが、リルハイブリッドはおよそ160度の中高温加熱型たばこ。
ほかの加熱式タバコと比べると、少し低めの温度に設定されています。紙巻きタバコのような味わいとは言えませんが、温度の低い加熱式タバコとしては十分な吸いごたえを感じることができます。
高温加熱式タバコ(「プルームテック」「アイコス」など)が苦手な方は、リルハイブリッドのほうが口に合うかもしれません。
リルハイブリッドの使い方
続いては、リルハイブリッドの使用方法について解説します。
初回使用時は本体(加熱式タバコ用デバイス)がスリープモードになっていますので、本体の下部にある挿入口に充電ケーブルを接続して解除しましょう。
電源口に差し込むだけで本体が起動して使用できる状態になります。
①セット
本体の上部にある蓋を外し、リキッドの入ったカートリッジを装着します。
黒い部分を下に向けて入れ、カチッと音が鳴ればOK。
再び外していた蓋を戻せばセット完了です。
また、カートリッジ横のボタンを押せば取り外しできます。
②喫煙
タバコスティックを穴の開いた上部に差し込みます。
自動的に予熱がスタートし25秒ほど待機。
10秒前になると、本体にカウントダウンが表示されます。
数字が0になり、本体がブルッと振動すれば喫煙可能です。
スティックから吸引しましょう。
③喫煙終了後
喫煙可能な時間は4分20秒。
または14パフ(1パフ=1回吸引するごとの単位)のいずれかで終了します。
残りのパフ数は、本体に表示されるので確認も簡単です。
吸引が終了したら、スティックを引き抜きます。
④連続使用の注意点と充電
フル充電されていれば20本喫煙できますが、あまりに連続で使用すると本体が熱くなってしまうため、メーカーは3回連続までを推奨しています。
バッテリー、リキッドの残りも本体のディスプレイから確認可能です。
残りのバッテリーが少なくなったら、本体の下部にある挿入口にケーブルをつなげば充電できます。
リルハイブリッドの評判
実際にリルハイブリッドを使用した方は、どんな感想を持っているのでしょうか。
ネット上では、様々な声が見られます。
■良い点
- 「とても吸いやすく、煙も十分」
- 「アイコスよりは弱いが、程よいキック感で吸いやすい」
- 「iQOSの掃除ストレスから解放される」
■悪い点
- 「吸いごたえが弱くて物足りない」
- 「リキッドカートリッジ入れるのが割と面倒」
- 「リキッド分、コストが上がってしまう」
リルハイブリッドの値段とスペック
ここでは、リルハイブリッドの値段とスペックを紹介します。
好みのものがあるかチェックしてみましょう。
lil HYBRID(リルハイブリッド)本体
出典:https://jp.iqos.com/products/5846
本体の値段は3,980円(税込)。
カラーは、こちらの4色から選べます。
- メタリックブロンズ
- マットブラック
- プリズムホワイト
- コバルトブルー
スターターキットには、本体のほかに次の付属品が同梱されています。
- USBType-Cケーブル
- ACパワーアダプター
- クリーニングスティック
- クリーニングピン
- ユーザーマニュアル
リキッドカートリッジ
出典:https://jp.iqos.com/products/5845
値段:800円(10個入り)
リルハイブリッドの最大の特徴は、タバコスティックとリキッドを同時に使用する点です。
それぞれ別売りとなり、リキッドカートリッジの値段は80円(税込)。
リキッドの分、通常のたばこよりも少々高め。1種類のみで、スティック20本で交換時期となります。
専用タバコMIIX
専用タバコスティック「MIIX」の値段は510円(税込)。
加熱式タバコとしては少し値段が低めで、レギュラーたばこをはじめとする全4種類を展開しています。
本数は20本でそのほかの加熱式タバコと同じですが、吸引部だけでなく先にもフィルターがついており、たばこ葉のカスが残らない特徴があります。
ニコチン・タールが含まれている
リルハイブリッドにもニコチン・タールが含まれます。
正式な発生量は公表されていませんが、そのほかの加熱式タバコと同じように体への害があることは否めません。
とはいえ、高温加熱式のアイコスやグローなどよりはニコチン・タールは少ないことが想像されます。
通常、タールを発生させるには500度を超える加熱が必要で、温度が高くなるほど発生量が増加すると言われています。
このことから、160度で加熱するリルハイブリッドは、タールの発生量が低いと考えられるのです。
リルハイブリッド専用タバコ『MIIX』のフレーバーは全4種類
リルハイブリッド専用スティック「MIIX」のフレーバーは全4種類。
ここでは、それぞれの特徴を見ていきます。
MIIXレギュラー
出典:https://jp.iqos.com/products/5844?variantid=5622
価格:510円
本数:20本
定番のレギュラーは、白を基調に銀の差し色というシンプルなパッケージ。
加熱式タバコ特有の柔らかで雑味のない香りが口の中に広がります。
リキッドを使用しているため、ほのかな甘みのあるライトな吸い心地も特徴的。
紙巻きタバコの濃い味わいというよりも、すっきりとしたフレーバーを好む方におすすめします。
MIIXアイス
出典:https://jp.iqos.com/products/5844?variantid=5621
価格:510円
本数:20本
アイスのパッケージは、すっきりとしたグリーンが印象的なデザイン。
ペパーミントの甘さと清涼感が特徴で、ほんのり辛さを感じ、意外と吸いごたえもあります。
クセもなくすっきりとした風味なので、メンソール好きな方にぴったりの銘柄ではないでしょうか。
MIIXミックス
出典:https://jp.iqos.com/products/5844?variantid=5620
価格:510円
本数:20本
ミックスは、オレンジの差し色が入ったパッケージ。
フルーティーな香りと控えめなメンソールがバランス良く口の中に広がります。
甘味と清涼感の中にも、タバコらしい吸いごたえもあります。
トロピカルな味わいが好きな方におすすめしたいフレーバーです。
MIIXアイスプラス
出典:https://jp.iqos.com/products/5844?variantid=5692
価格:510円
本数:20本
アイスプラスのパッケージは、清涼感を彷彿とさせる水色のデザイン。
MIIXの中では、もっともメンソールが強い銘柄です。
甘さの抑えられたミントの香り、雑味のない味わいが楽しめます。
吸いごたえもあるため、刺激の強さを感じたい方におすすめです。
lil HYBRID(リルハイブリッド)を購入できる場所
ところで、リルハイブリッドはどこで購入できるのでしょうか。
ここでは本体、カートリッジ、スティックを含めて入手できる場所を紹介します。
一部のタバコ販売店・コンビニ・IQOSストア
リルハイブリッドは、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンといった全国のコンビニやタバコ販売店で販売しています。
店舗によって本体の色が異なるようなので、欲しい色があるなら事前に問い合わせたほうが良いでしょう。
また、そもそも取り扱いがない店舗もあるようです。
付近のタバコ販売店・コンビニで確認してみましょう。
そのほか全国のIQOSストアでも購入できます。
4-2.リルハイブリッド公式サイト
2021年3月から公式サイトでも販売がスタートしました。
外出での購入が面倒な方は、公式サイトでの購入が便利かもしれません。
ただし、オンラインでの購入は、アイコスの公式サイトに会員登録する必要があります。
二度手間にならないよう事前に登録されることをおすすめします。
通販限定!美味しい電子タバコならドクタースティックタイプエックスがおすすめ
出典:ドクタースティック タイプエックス
リルハイブリッドはリキッドとタバコスティックを組み合わせた今までにない加熱式タバコです。程よいキック感で吸いやすいと評判はありますが、リキッドカートリッジとタバコスティックを購入しなければなりません。
購入や喫煙時の手間を考えると面倒に感じてしまう人も少なくないでしょう。
吸い応えとコスパ、ニコチンフリーのタバコを求めるなら、人気の電子タバコ・ドクタースティックタイプエックス(DR.STICK typeX)をおすすめします。
今ならお得に次世代タバコを楽しむことができます。
コストパフォーマンスがいい
加熱式タバコは、たばこ税増税の影響を受けます。一方、電子タバコは法律上タバコに分類されないため、増税の影響を受けることはありません。
コストパフォーマンスが良いので、初めての方でも安心して楽しめます。
煙が多く吸いごたえも抜群
もうひとつ、目を引くのが吸い応えです。
煙量が多く喫煙者も納得の“ガツンとくる”キックの強さがあります。
フレーバーは、「ビターコーヒー」「ストロングシガー」「ストロングメンソール」「ブルーメンソール」の全4種類。
国内の香料メーカーと共同研究された飽きのこない味わいばかりです。
ニコチンフリーで体への害も少ない!
ドクタースティックタイプエックスは、ニコチンが含まれていません。
体への害が少ないだけでなく、嫌な臭いもないことから周りに気兼ねなく喫煙を楽しめます。
また、液体リキッドの入ったカートリッジ(POD)ひとつで1200回ほどの吸引が可能。
コスパも良く、リキッドを入れ直すような手間もありません。
※吸引測定器による測定結果に基づいて算出
まとめ
今やタバコのイメージは、紙巻きから加熱式や電子タバコへと変わりつつあります。
紙巻きタバコが吸えない喫煙所が珍しくないぐらいです。
それほど世間からは、副流煙やタバコが白い目で見られているということでしょう。
今回紹介したリルハイブリッドは、たばこ葉の味わいを残しながらリキッドの香りを楽しむ加熱式タバコです。
ただ、コスパや健康被害、手間を考えると懸念点もなくはありません。
そのあたりをクリアにしたいなら、ドクタースティックタイプエックスを試してみてはいかがでしょうか。
きっと心身ともにストレスなく、思う存分に喫煙を楽しめるはずです。