加熱式タバコの中でも高い人気を誇るフィリップモリスのIQOS ILUMAシリーズ。
イルマシリーズの新型IQOS ILUMA ONE(アイコスイルマワン)は、バッテリーとホルダーが一体となったオールインワンモデルとなっています。
従来機種と大きく異なるデザインのため、使用方法を新たに覚えることが必要です。
この記事ではアイコスイルマワンの使用方法について徹底解説していきます。
【基本操作】アイコスイルマワンの吸い方
はじめにアイコスイルマワンの基本的な使い方をご紹介いたします。
難しい操作はありませんので、ぜひ参考にしてみてください。
電源ボタンを押して電池残量を確認する
アイコスイルマワン本体側面にあるボタンを押すと、バッテリー残量を確認することが可能です。
開封後はバッテリー残量が少なくなっている可能性があるため、初回使用時は必ず満充電させます。
出先にてバッテリー切れなんてことを防ぐためにも、1日の最初の1本を吸う時にバッテリー残量を確認するルーティンをつけると良いでしょう。
ボタンを4秒間長押して電源を入れる
本体側面にあるボタンを4秒間長押しをすることで、本体の電源のON/OFFを操作することができます。
キャップをスライドさせスティックを挿入する
出典:https://jp.iqos.com/support/faq/light-not-turning-on
本体上部のキャップをスライドさせて、タバコスティックのフィルターに印字されたラインまで挿入します。
差し込み終えたら、本体のステータスライトが点滅するまで最低でも1秒長押して、加熱を開始させましょう。
加熱が終わると本体が振動して、ステータスライトが点灯したら加熱終了の合図です。
終了も合図(振動)を確認する
喫煙可能な残り時間が30秒を切るか、パフ数が残り2回になると、本体が振動して、ステータスライトが点滅します。
こちらが終了間際の合図です。
スティックを抜きキャップを閉める
アイコスイルマワンはタバコスティックが本体から抜けると、自動的に電源が切れる仕様です。
そのため吸い終わったらスティックを抜き、キャップを閉めるだけで終了できます。
イルマワンの充電時間・方法
アイコスイルマワンは、バッテリー残量が少なくなるとステータスライトの1番下にあるライトが黄色に点灯します。
充電を行う際は、純正品のパワーアダプターの使用が推奨されていますが、Type-CのUSBでも充電可能です。
充電時間は純正の充電器の使用で約90分程度かかります。充電が完了すると全てのステータスライトが点灯して、その後に消灯します。
アイコスイルマワンの清掃について
アイコスイルマシリーズにはクリーニングは必要なのでしょうか。
公式の見解も踏まえて解説いたします。
アイコスイルマシリーズは基本的に清掃が不要
アイコスイルマシリーズは従来とは異なる加熱方式を採用。
従来のアイコスシリーズのホルダーに使用されていた、ヒートブレードはなくなり、スティック内に内蔵されたブレードから加熱する方式となっています。
ブレードから加熱する方式によりスティック先端にフィルターを追加することが可能になり、スティックからタバコ葉がこぼれ出さなくなりました。
そのためクリーニングは必要ありません。実際に従来の機種にくらべると比べ物にならないほど汚れにくくなっています。
タバコ葉が中に入ってしまった場合
アイコスイルマシリーズでは、一般的な加熱式タバコと異なる加熱方式を採用し、構造も異なるためクリーニングの必要はありません。
ですが、微少ながら気化したタバコの蒸気が冷えて内部に残ります。そのほかにもスティックを差し込む際に内部で折れてしまい、内部にタバコ葉が入ってしまうこともあるでしょう。
そういった時は、PC用のエアーダスターなどを使用してタバコ葉を吹き出します。
ヤニ汚れ等でタバコ葉がくっついてしまった場合は、ホルダー内部の側面を綿棒などで優しく拭きあげましょう。
公式の説明によりホルダー内部底面は触らないようとのことなので、間違って触れないように注意が必要です。
イルマシリーズとイルマワンの違い
イルマシリーズの中でも形状から大きく異なるアイコスイルマワン。
他機種と比べどのような違いがあるのでしょうか。
ここからはアイコスイルマワンと他のイルマシリーズとの大きな違いを解説します。
ポケットチャージャーのないモデル
イルマシリーズとイルマワンの1番大きな違いといえるのは、ホルダー(タバコスティックを差し込む本体)を充電するポケットチャージャーとホルダーが一体となったオールインワンタイプの本体です。
一体型となることでホルダーの紛失などのリスクを減らし、操作方法や持ち運びが楽なモデルとなっています。
また、他機種ではホルダーの充電のため連続2本しか吸えませんが、イルマワンはオールインワンタイプのため、最大20本連続で喫煙することが可能です。
充電時間の短縮
イルマとイルマプライムでは、フル充電に約135分程度かかりますが、イルマワンでは約90分と45分も充電時間が短くなりました。
充電時間が短くなっても、吸える本数は20本とイルマやイルマプライムと変わらないため、大きなメリットといえるでしょう。
オートスタート機能・スマートジェスチャー機能がない
オートスタート機能とは、イルマとイルマプライムに搭載される機能の1つで、ホルダーにスティックを挿入すると、自動で加熱がはじまる機能のことです。
スマートジェスチャー機能はホルダーを傾けたり、振動を与えたりすることで、残りの使用回数などがランプで表示される機能となります。
オートスタート機能とスマートジェスチャー機能は、イルマワンには搭載されておりません。ですが、イルマワンは加熱の開始やバッテリー残量の確認はボタン一つで可能です。
オートスタート機能とスマートジェスチャー機能がなくなったとはいえ、ボタン一つで簡単に操作できるため、大きなデメリットとはいえないでしょう。
アイコスイルマワンのボタンは押しにくい?
アイコスイルマワンのボタンは、他のイルマシリーズのボタンに比べて硬くなっております。これは、オールインワンタイプになりボタンが外側にあるため、誤作動を防止するための仕様だと考えられます。
対策としては親指で強く押すことや、ゴムバンドを巻くなどがありますが、純正のシリコンカバーをすることで、ボタンが押しやすくなるだけでなく、キズも防げるのでおすすめです。
基本操作は吸うだけ「ドクタースティックタイプエックス」
出典:ドクタースティック
イルマワンはイルマシリーズの中でも、唯一のオールインワンタイプとなり、連続使用回数の増加や充電時間の短縮などのアップデートが加えられた機種となります。
しかし、加熱式タバコのためスティックの持ち歩きや加熱時間などの、細々とした手間がかかります。
電子タバコのドクタースティックタイプエックスであれば、そのような手間は一切ありません。
必要な手順は、本体を充電して付属のPODを差し込み、あとは吸うだけです。
加熱式タバコのように一度に喫煙できる時間制限やパフ制限もないので、そのような煩わしさから開放されます。
また、電子タバコのドクタースティックタイプエックスはタバコ葉を使用していないため、ニコチンフリーで体に害がなく喫煙を愉しむことができます。
クリーニングの不要なし
出典:ドクタースティック
クリーニングが要らない加熱式タバコでも、使用時に起きうるトラブルが原因で清掃が必要になることもあります。
ドクタースティックタイプエックスは、リキッドや加熱部分などが一体となったPOD式の電子タバコです。PODは吸い終わったら新しいものに交換するので、クリーニングの必要はありません。
まとめ
アイコスイルマシリーズの新型であるアイコスイルマワン。
アイコスシリーズ唯一のオールインワンタイプで、充電時間の短縮や連続使用回数が追加されたおすすめの機種です。
加熱式タバコはボタンの操作やメンテナンスなど、細々とした手順がたくさんあります。
このような手順が面倒だと感じるのであれば、操作は吸うだけでスマートに持ち歩ける「ドクタースティックタイプエックス」に乗り換えてみてはいかがでしょうか。