タバコ葉を加熱して発生する蒸気を吸う「加熱式タバコ」として、IQOS(アイコス)と共によく知られているglo(グロー)。タバコ感が十分あっても、紙タバコよりニコチンの影響が少ないとして人気を集めています。
gloは電子機器なので加熱しない、充電がうまくいかないということもあります。その場合、本体が故障しているかもしれません。特にgloは内蔵バッテリーの温度が原因で故障しやすいので、十分に注意しなければなりません。
ただ、コントロールボタンの状態を見ることで、故障の原因や対処法を探ることも可能です。
そこで今回は、コントロールボタンの状態からわかる故障の原因と対処法をお伝えします。この記事を読むだけで、「不調かな?」と感じていたgloが正常に復活するかもしれません。
gloが故障?コントロールボタンを確認しよう!
gloの充電ができない、ネオスティックを入れても加熱しないなど、「故障したかな?」と思ったら、まずはコントロールボタン(電源を入れるボタン)の状態を確認してください。
glo本体が何かしらのトラブルを起こしている、または故障している場合、次のような現象がコントロールボタンに現れます。
- コントロールボタンが全部光っている
- コントロールボタンが左右交互に点滅
- コントロールボタンの下半分もしくは左半分が点灯
- コントロールボタンの上半分もしくは右半分が点灯
ただ、gloのコントロールボタンが上記のようになっても、自分で解決できる場合もあるので、安心してください。
それぞれのケースの原因と解決策をお伝えしますので、冷静に対処していきましょう。
コントロールボタンが全部光って点滅する
コントロールボタンが全部光っている場合は、glo公式画像で次のように説明されています。
このようにランプが全部点灯・点滅している場合は、gloになにかしらのトラブルが発生しているはずです。
ただし、適切な処置を行うことで自分で復活させることも可能です。
起こる現象①充電されない
コントロールボタンがすべて点灯している場合、タバコヒーターを充電できなくなるケースがあります。
考えられる原因と対処法
タバコヒーターを充電できないときの原因と対処法は以下です。
バッテリーの温度の上昇or低下
- 原因:内蔵バッテリーの度を越えた温度上昇もしくは低下
- 対処法:温度が高いときは涼しい場所へ、低いときは温かい場所へ移動
タバコヒーターが充電できないときは、内蔵バッテリーの温度が許容範囲を超えている可能性があります。glo本体を温度の高い場所に置いておくと、内蔵バッテリーが加熱されてしまうので注意が必要です。45℃を超えると内蔵バッテリーの故障の原因にもつながります。
グロー本体デバイスが熱を持っているときは、しばらく涼しい環境に置いて冷めるのを待ちましょう。
また、あまりにも寒い環境でgloを使っていると内蔵バッテリーの温度が下がり、正常に充電できないこともあります。基本的に0℃以下の環境での利用は推奨されていません。
内蔵バッテリーの温度が下がった場合は、本体を温かい場所へ移動させるとよいでしょう。
ACアダプターの作動不良
- 原因:ACアダプターが正常に作動していない
- 対処法:付属のUSBケーブルで充電を行う
タバコヒーターが充電されない場合、本体ではなくACアダプター充電器が故障している可能性があります。
ただし、gloはUSBケーブルも付属しているので、パソコンなどのUSBポートに接続してみてください。もしもACアダプターの故障が原因なら、正常に充電できるはずです。
起こる現象②電源が入らない
コントロールボタンが全部光っているときは、glo本体の電源が入らないこともあります。
考えられる原因と対処法
glo本体の電源が入らない場合は、以下のケースが考えられます。
充電切れ
- 原因:充電が切れている
- 対処法:充電残量の確認および充電を行う
glo本体の電源が入らないのは、故障ではなく単に充電切れの可能性もあります。まずは充電残量を確認するとよいでしょう。
充電残量を確認するには、コントロールボタンを一度だけ軽く押してください。すると充電ランプが点灯する形で充電残量を知らせてくれます。
点灯している箇所が右上のみの場合、充電の必要がある状態なので、充電しましょう。
バッテリーの温度の上昇or低下
- 原因:内蔵バッテリーの度を越えた温度上昇もしくは低下
- 対処法:温度が高いときは涼しい場所へ、低いときは温かい場所へ移動
充電済みでも電源が入らないときは、充電できないときと同様に内蔵バッテリーの温度が許容範囲を超えている可能性があります。
対処法も同様で、温度が高いときは本体を涼しい場所へ、低い場合は温かい場所へ移動させ、しばらく様子を見ることです。
コントロールボタンが左右交互に点滅
コントロールボタンが左右交互に点滅する場合もあります。glo公式画像では次のように説明されています。
gloが正常に動作しているときは、図のように点滅することはありません。
起こる現象・加熱されない
コントロールボタンが左右交互に点滅している場合、タバコヒーターが正常に加熱されないという事象が起こるはずです。
原因は加熱中止後すぐの再開
タバコヒーターが加熱されないときは、加熱を中止した後、すぐに加熱を再開したことが原因と考えられます。gloは何度も加熱を続けてしまうと故障を引き起こす可能性があるので注意が必要です。
対処法は冷ますこと
加熱されない現象を解決するには、glo本体を十分に冷ますことが必要です。前回加熱した状態から90秒ほど間を空けて次のネオスティックを加熱するようにしましょう。
万が一、上記の方法でも加熱できない場合は、故障した可能性が高いです。その際は、gloのカスタマーセンターへ相談することをおすすめします。
【ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンお客様相談室】
連絡先:0120-010-657
営業時間:9:00~21:00(年中無休)
コントロールボタンの下半分もしくは左半分が点灯・点滅
コントロールボタンの左右上下いずれかが点灯・点滅している場合は、基本的に内蔵バッテリーの温度に問題があります。
では、以下のglo公式画像のようにコントロールボタンの下半分または左半分が点灯している場合はどうでしょうか。
原因はバッテリー温度の上昇
この場合は、内蔵バッテリーの温度が許容範囲を超えて上昇していることが原因と考えられます。
このケースは故障している可能性が高く、今までの温度上昇の場合と同様、涼しい場所へ本体を移動させても復活しないかもしれません。ですが、試しに夏場ならクーラーや扇風機のある場所にしばらく置いてみるなどして様子を見ましょう。
冷ましてダメなら電話
本体を冷ましても復活しない場合は、カスタマーセンターへの電話相談がおすすめです。
連絡先は前述の通りです。
コントロールボタンの上半分もしくは右半分が点灯・点滅
以下のglo公式画像のようにコントロールボタンの上半分または右半分が点灯・点滅している場合もあります。
原因はバッテリー温度の低下
この場合、原因は内蔵バッテリーの温度が許容範囲を下回っていると考えられます。
すでに故障している可能性があるので、今までの対処法と同様に、本体を温かい場所へ移動させても復活する可能性は低いです。
ですが、一旦試してみましょう。
温めてダメなら電話
本体を温めても復活しない場合も、カスタマーセンターへ電話相談してみましょう。
受付時間は限られていますが、迅速な対応が望めます。
対処法で復活しない!保証期間内なら交換可能
これまでお伝えしてきた対処法でも本体が復活しない場合、gloが故障している可能性があります。その場合、保証期間内で条件に当てはまれば交換してもらうことが可能です。
電話・メール・チャットで問い合わせ
対処法を試しても復活しない場合は電話で相談を…としていましたが、メールやチャットでも問い合わせは可能です。
ただし、チャットは交換の対応まではしてもらえません。故障したかわからないという場合に取り急ぎ利用するのがおすすめです。
また、メール対応は返事が来るまでに時間はかかりますが、画像や文章で正確に状況を伝えたいときに向きます。
それぞれの問い合わせ先は以下の通りです。状況に合わせて選びましょう。
【ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンお客様相談室】
電話番号:0120-010-657 ※営業時間:9:00~21:00(年中無休)
メールアドレス:support@glo-japan.jp
チャット:公式サイト上の「チャットでのお問い合わせ」をクリック
問い合わせの際は以下を手元に用意しておくとスムーズに手続きが進みます。
- 本体購入時のレシートや領収書
- 同梱されている保証書
- glo本体(コントロールボタンの状態などを確認するため)
gloの店舗で修理・交換も可能
gloオンラインストアだけではなく、公式ストアでもglo本体や関連商品は販売されています。行ける範囲にglo公式ストアがあるなら、修理や交換にも対応しているので、そこに行くのが最もスムーズです。店舗に行く場合も、本体購入時のレシートや領収書、保証書、glo本体が必要となります。
gloストア一覧はコチラ
https://www.discoverglo.jp/aboutglostore#gloministores
ただし、落とした・水没させたなどの場合は交換不可
glo本体が故障・破損した場合は、保証期間内(原則6ヶ月間で製品登録時は12ヶ月間)であれば無償で交換に応じてもらえます。
しかし、本体を落とした、水没させたなどユーザーの行動に原因があるときは、保証対象外のため交換してもらえません。事実、カスタマーセンターに電話すると、「水濡れや落下による故障・破損は受付できません」と案内があります。
加熱式タバコは電子機器なので、本体の取り扱いには十分に注意してください。
gloから乗り換えるならDr.stick typeXがおすすめ
水濡れや落下によってglo本体を故障させてしまい、交換もできない場合は、これをきっかけに別の加熱式電子タバコへの乗り換えを検討するのもよいでしょう。その場合は「Dr.stick typeX(ドクタースティック タイプエックス)」をおすすめします。
Dr.stickとは、話題のニコチンゼロの電子タバコです。国内の老舗香料メーカーと共同で日本人好みのフレーバーを味わえるリキッドを開発。ガツンと喉にくる吸い心地を追及しています。
故障をきっかけにノンニコチンのDr.stick typeXに乗り換えることで次のようなメリットがあります。
クリーンな喫煙にチェンジ
Dr.stick typeXはニコチンが一切含まれていない電子タバコです。そのため、加熱式電子タバコのようなタバコ臭いニオイが気にならないというメリットがあります。
ニコチンやを含まない電子タバコ、Dr.stick typeXを開発したのは喫煙事情の変化を踏まえてのものです。もちろん利用する環境におけるルールやマナーを守る必要はありますが、Dr.stick typeXを使うことで自分にも周りにもやさしいクリーンな喫煙ができることは確かです。
また、Dr.stick typeXは風味にも力を入れています。たとえば、ニコチンゼロの電子タバコは満足感が薄いと、敬遠する方も多いでしょう。しかし、Dr.stick typeXは吸いごたえにこだわっているので、クリーンでも十分に喫煙した感を味わえるでしょう。
落として壊しても交換してもらえる
Dr.stick typeXは、たとえ故障の原因が自分であろうとも交換に応じてくれます。
アフターサービスについて
・自損でも無償で交換
-うっかり落としてしまった場合でも、もちろん対象になります。
引用元:アフターサービス│Dr.Stick(ドクタースティック)公式サイト
本体を落下させて壊した場合でも、無償で交換してくれるのは大きなメリットです。しかも、無償交換は年間3回まで対応してもらえます。
ただし、保証期間は定期便の継続期間中、もしくは定期便の解約から1年間に限られる点に注意してください。本体を交換する際は、送料がユーザー負担になることにも気をつけましょう。
まとめ
今回はgloが故障したときの原因と対処法をお伝えしました。
「故障かな?」と思ったときでも、コントロールボタンの状態を確認して適切に対処することで問題が解決することがあります。それでも解決しない場合は、カスタマーセンターに連絡すれば交換に応じてもらえる場合もあります。
ただし、gloを落としたり、水に濡らした場合は対応してもらえません。
交換が不可能なときは、Dr.stick typeXへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか