ヤニカスとは?タバコに関する2つの意味と喫煙者が嫌われる理由、NG行為

ヤニカスという言葉を聞いたことはありますか?タバコに関することですが、言葉の響き通り、ヤニカスはいい意味では使われません。

今回の記事では、ヤニカスの意味に加えて、喫煙者が嫌われる理由とNG行為について解説します。
ヤニカスとは無縁の電子タバコも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

 

ヤニカスとは無縁!電子タバコをはじめませんか?

 

ヤニカスとは?意味は主に2つ

ヤニカスには主に2つの意味があります。それぞれの意味について見てみましょう。

 

意味①歯についたヤニ汚れ

ヤニカスとは、脂(ヤニ)に由来する滓(カス)のことで、主に歯についたヤニ汚れを指します。タバコを長年吸っていると、歯にヤニがこびりつき、歯を磨いても落とせなくなります。こうしたタバコ由来の汚れがヤニカスです。

 

喫煙習慣による見た目への影響は、ヤニカス以外にも数多く見られます。

その主な原因はタバコに含まれるニコチン・タール・一酸化炭素といった有害物質です。これらの物質が老化を早めて、実年齢よりも老けた見た目になってしまうことが近年明らかになっています。

 

喫煙が原因で老化した顔は“タバコ顔”とも呼ばれ、目元や口元のシワ、シミ、白髪、弾力のない肌、アゴやまぶたのたるみといった特徴が見られます。

 

意味②マナーの悪い喫煙者

ヤニカスにはもう1つ、マナーの悪い喫煙者に対する蔑称(べっしょう)の意味もあります。周囲に迷惑をかけるようなタバコの吸い方をする喫煙者をヤニカスと呼ぶのです。

 

タバコを吸っているだけでヤニカスと呼ばれる場面は滅多にありません。喫煙者、愛煙家という呼び名もありますから、マナーが悪くなければヤニカスと罵られることはないでしょう。

 

ヘビースモーカーとの違い

タバコをよく吸う人はヘビースモーカーと呼ばれることもあります。英語のheavy smokerから来ており、heavyには「重い」という意味の他に「大量の」という意味があります。

ヘビースモーカーとヤニカスの違いは、マナーの善し悪しです。ヤニカスは喫煙マナーの悪さに焦点を当てた表現なので、喫煙量の問題ではありません。それほど量を吸わない人でも、マナーが悪ければヤニカスと呼ばれてしまいます。

 

ただ、ヘビースモーカーは重度のニコチン依存症だと考えられます。

ニコチン依存度が気になる方は下記サイトをぜひ参考にしてください。

https://www.pref.kagawa.lg.jp/kenkosomu/kenkodukuri/kinen/5.html

 

ブリンクマン指数、禁煙治療についての情報が知りたい方はこちらもどうぞ。

https://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/kin-en/06d.html

 

ヤニカス以外の~カス

人をカス呼ばわりする蔑称は、タバコ依存度の高いヤニカス以外にも使われます。例えば、お酒に依存している人は、アルコール+カスでアルカスと呼ばれることがあります。

 

アルコールに依存すると、脳が麻痺して判断力や身体能力の低下を招きます。その結果、転倒して怪我をしたり、人に暴言を吐いてしまったりします。暴力や飲酒運転、電車のホームからの転落など事件や事故も引き起こしかねません。人に迷惑をかけるどころか、人の命を奪うことにもなりかねないので、カス呼ばわりされてしまうのです。

 

パチンコにハマっている人も、「パチンコ+カス」でパチンカスと呼ばれることがあります。タバコやお酒と違い、パチンコには直接体に作用するニコチンやアルコールといった成分があるわけではありません。

しかしギャンブルで勝つと快楽物質ドーパミンが大量分泌されるため、快感を求めて依存症になってしまうケースがあるのです。その結果、アルコールと同様に判断力が低下するため、勝てないと不機嫌になって物や人に当たったり、家族を顧みず借金までしてパチンコをするようになってしまいます。この異常行動ゆえに、パチンカスと呼ばれてしまうのです。

 

マナーを守っていても喫煙者が嫌われる理由

タバコのにおいが耐えられない女性

ところ構わず喫煙したり吸い殻をポイ捨てしたりといった、マナーが悪い喫煙者の蔑称として使われてきたヤニカス。最近では喫煙所でしかタバコを吸っていないにも関わらず、ヤニカス呼ばわりされることも増えています。

ここでは、マナーを守っていても喫煙者が嫌われる理由について見てみましょう。

 

煙が不快・タバコ臭が付く

愛煙家にとってタバコの煙はなくてはならないものです。しかし、非喫煙者にとっては煙いし臭いし、タバコ臭が自分にまで付くので不快になります

しかも嫌うのは非喫煙者だけでなく、喫煙者が他人のタバコの煙を不快に感じることも珍しくありません。愛煙家にも好きな銘柄があれば苦手な銘柄もありますから、タバコの煙なら何でもOKというわけではないのです。

 

受動喫煙のリスクがある

いくら喫煙所でタバコを吸っていても、煙はその場に留まっているわけではありません。お店やオフィスでは喫煙室を設けることもありますが、煙が外に出ていくのを完全に防ぐことは困難です。

そうなると、図らずも非喫煙者がタバコの煙を吸ってしまう可能性があります。これを受動喫煙といいます。

 

受動喫煙の怖いところは、タバコの臭いが付くだけでなく、ニコチンやタールなどの有害物質を体内に取り込んでしまう点です。
タバコの有害物質は、がんや心筋梗塞、
息切れや咳・痰などの症状をもたらす生活習慣病「慢性閉塞性肺疾患などの原因になることで知られています。

ニコチン・タールといった有害物質を受動喫煙によって体に取り込むことで、喫煙者と同等か、あるいはそれ以上の健康被害を受ける可能性があるといわれています。

有害物質は喫煙者が吸う主流煙よりもタバコから立ち上る副流煙の方が多いからです。

他人のタバコの煙によって、がんなど深刻な健康被害を負うリスクが当の喫煙者よりも高いとなれば、たまったものではありません。

 

さらには、煙を直接吸い込まなくても髪や服などに付着した有害物質が健康被害の原因になることもあります。つまり、その場で誰もタバコを吸っていなくても、タバコの臭いがするところには受動喫煙のリスクがあるのです。
元凶となる喫煙者が嫌われるのは仕方がないかもしれません。

 

参考:

https://www.jrs.or.jp/citizen/disease/b/b-01.html

https://www.jcancer.jp/wp-content/uploads/2016/06/kinen.pdf

 

受動喫煙で嫌われない!ニコチンなしの電子タバコ

 

絶対NG!ヤニカス行為

そもそも誰かに迷惑をかけてやろうとタバコを吸う人はいないでしょう。しかし昔ながらの悪い癖や軽い気持ちから、ついうっかりやってしまうマナー違反は残念ながらあるようです。

ここでは、絶対NGのヤニカス行為をまとめています。
喫煙者の方は無意識にやっていないか、改めて確認しておきましょう。

 

タバコのポイ捨て

街は灰皿ではありません。タバコのポイ捨ては絶対にやめましょう。自分が楽しんだタバコの吸い殻は、自分できちんと片付ける気持ちを持つことが大切です。

後始末が面倒だからと軽い気持ちでところ構わず捨ててしまうと、最悪は火事を引き起こしかねません。
自分が捨てた吸い殻が他人の家財や人の命まで奪いかねないことを常に意識しておきましょう。

 

歩きタバコ

のんびり散策していると、つい一服したくなります。しかし、喫煙者本人が思っている以上に歩きタバコは危険です。

「手を下げて持っているから大丈夫」と思われるかもしれませんが、大人が手を下げた位置はちょうど小さな子供の目の高さです。後ろから子供が走ってきたら、手に持ったタバコが子供の顔や目を直撃してしまう可能性もあります。

路上喫煙は思っている以上にリスクが高いので絶対にやめましょう。

 

人通りの多い場所での喫煙

人通りの多い場所での喫煙は、偶然その場に居合わせた不特定多数の他人に受動喫煙のリスクを与えてしまいます。

もし喘息などの病気を持っている人がいたらどうでしょうか。発作を起こす可能性もあり、その責任はあなたへと向けられます。
ヤニカスと言われないためにも喫煙所以外でタバコを吸うのはやめましょう。

 

妊婦・子供・病人の周りでの喫煙

周りに受動喫煙によって健康被害を受ける可能性が高い妊婦や子供、病人がいる場合は喫煙を控えましょう

たとえ喫煙所であっても、煙はそこに留まらず四方八方へと広がります。

他人に悪影響を及ぼす可能性があることを念頭に置いて、喫煙時には常に周りの人に気を配りましょう

 

なお、健康被害を受けるリスクの高い人と同居している場合は特に、その人たちがいない時でもタバコを吸うのはやめましょう。

閉め切った室内でタバコを吸った場合、煙は空気中に残り続けます。
その残った煙を長時間吸い続けたなら、喫煙者のそばで受動喫煙をしたのと同等、状況次第ではそれ以上の煙を吸い込んでしまう可能性があるからです。

気を遣ったつもりでいても、知らぬうちに大切な人の健康を害している可能性があることを覚えておきましょう。

 

参考:http://www.jpeds.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=80

 

周囲を気にしないベランダ喫煙

自宅内での喫煙を家族に禁止され、ベランダでタバコを吸っている人もよく見かけます。

しかし、周囲を気にしないベランダ喫煙は近所迷惑です。自分の家はタバコの害を免れるかもしれませんが、ベランダで吐き出された煙は隣近所に流れていってしまいます。

その結果、他人の洗濯物などに付き、受動喫煙の原因となってしまいます。

 

ヤニカスはもちろん受動喫煙とも無縁の電子タバコ

vape

どれだけマナーよく喫煙しても、歯にべったりヤニが付いたり受動喫煙の原因になったりと、喫煙者が嫌われる理由は後を絶ちません。

 

嫌われたくないけれど、喫煙習慣を辞められる自信がないという方におすすめしたいのが電子タバコです。

最後に、ヤニカスはもちろん、受動喫煙とも無縁の電子タバコのメリットについてご紹介します。

ニコチンもゼロで受動喫煙関係なし

ベイプはニコチンゼロ。受動喫煙とも無関係です。

 

海外ではニコチンが含まれたリキッドも販売されていますが、日本ではニコチン入りのものは医薬品に該当し、許可なく販売することはできません
現状、許可を受けたニコチン入りリキッドは存在しないため、国内で販売されているリキッドは全てニコチンゼロということになります。

ニコチンが含まれていないリキッドなら、有害物質が発生することもありません。喫煙者はもちろん、非喫煙者も有害物質による健康被害を心配することなく生活できます。

 

不快な煙・タバコ臭もなし!

タバコの煙には、喫煙者が吸う主流煙とタバコの先端から立ち昇る副流煙とがあり、どちらも独特のタバコ臭があります。

好きで吸っている喫煙者は気にならないでしょうが、不快感を覚える方は想像以上に多いものです。ベイプならニコチンが入っていないので、煙やタバコ臭に悩まされる心配もありません。
服や髪にタバコ臭が付くことも気にせずに済みます。

 

電子タバコを試すならドクタースティック

出典:ドクタースティック

 

人に迷惑をかけないベイプを試してみたいものの、いろいろ種類があってどれを選べばいいか迷ってしまう方もいるでしょう。

とにかく最初はコストを抑えたいという方にはドクタースティックがおすすめです。

 

さらに、ドクタースティックはリキッド1箱でタバコ約30箱分相当が吸えるというコスパの良さも魅力です。

タバコ葉を使わないベイプはタバコ税増税とも無縁なので、増税の度に増えるタバコ代に悩むこともありません。

 

2020年に施行された改正健康増進法により屋内禁煙が義務化され、紙巻きタバコや加熱式タバコなどタバコ葉を使った商品は規制対象となりました。

しかし、タバコ葉を使用しない電子タバコは規制対象外なので、ドクタースティックもマナーを守れば幅広い場所で楽しめます。

 

ドクタースティックのリキッドは国内の香料メーカーと共同開発した日本人好みのフレーバーです。ニコチンは入っていませんが、喉にガツンと来る吸いごたえになっています。

本体カラーは4色あり、見た目もオシャレで女性にも好評です。

 

さまざまな面でメリットのあるドクタースティック。まずはその味わいを体験してみてください。在庫がなくなり次第お得な定期便は終了する可能性があるので、早めのお申し込みをおすすめします。

 

ドクタースティックの詳細はこちら

 

まとめ

本来、ヤニカスは歯に付くヤニ汚れのことですが、マナーの悪い喫煙者を蔑む言葉としても使われています。とても失礼な言い方ですが、そこにはタバコを吸う相手に対する強い嫌悪感がうかがえます。

タバコの弊害は喫煙者本人だけでなく、たまたまそばにいた第三者にも及ぶのですから、ヤニカスと言われるほど嫌われるのはある意味で仕方がないのかもしれません。

特に受動喫煙は吸う本人よりも、第三者の健康被害のほうが大きいとさえ言われています。不快な臭いだけでなく、病気のリスクを負わされたのではたまったものではありません。

 

どれだけマナーが良くても、ネガティブイメージを消すことは難しいでしょう。他人に迷惑をかけずにタバコを楽しみたいなら、ノンニコチンの電子タバコに挑戦してみましょう。