初めてタバコを吸うという場合、「吸い方がよくわからない」「正しく吸えているか確認したい」という不安をどうしても感じてしまいがちです。
この記事では、タバコの正しい吸い方である「肺喫煙」と「口腔喫煙」について紹介していきます。
タバコの煙が肺に入っているかを確かめる方法も併せて紹介するので、正しい吸い方をマスターしたい方はチェックしてください。
タバコの喫煙方法は2種類
タバコの喫煙方法は2種類あり、それぞれに特徴があります。
肺喫煙
肺喫煙とは、タバコの煙を肺まで入れて吸う方法です。
肺に煙を入れると、タバコに含まれる成分を体内により多く取り入れることができます。
また、タバコの煙を吸って体内に取り込んだ感覚を全身で味わえるのも肺喫煙の特徴です。
口腔喫煙(ふかし)
口腔喫煙とは口の中だけでタバコの煙を楽しむ喫煙方法で、「ふかし」とも言われています。
肺喫煙では味わえないタバコ葉の苦みや風味を感じられるのが特徴で、葉巻やパイプタバコは主に口腔喫煙で楽しむことができます。
基本的なタバコの吸い方
肺喫煙と口腔喫煙は、吸い方がそれぞれ異なります。
吸い方のコツも紹介するので、ぜひ試してみてください。
肺喫煙のやり方
肺喫煙の方法をご紹介します。
タバコを咥えて火をつける
まずはタバコのフィルター側を口に咥えましょう。
次にタバコを咥えたままタバコの先端に火を当て、ストローで吸うように少し息を吸い込みます。
上手く着火できない場合は、ストローで少し飲みにくいドリンクを吸うときのように、数回に分けて「すっすっ」と短く強く吸い込んでみてください。
吸い込みがうまくいけば、タバコの先端が赤く燃えだします。
口の中に煙を溜めて、吸い込む
着火できたら、そのままタバコを吸って煙を口に含みましょう。
一気に吸おうとするとむせてしまうので、ゆっくりと少しずつ吸い込んでください。
煙を口に含んだらタバコを口から離し、今度はそのまま深く空気を吸い込みます。
肺に煙を落とすような感覚で深く息を吸い込み、口の中の煙を肺へと流しましょう。
口や鼻から煙を吐き出す
煙を肺へ吸いこむことができたら、口や鼻からゆっくりと煙を吐き出していきましょう。
吐き出し方に決まりはありませんが、鼻から吐き出すとタバコの香りを感じやすくなります。
口腔喫煙のやり方
「ふかし」といわれる口腔喫煙では、肺喫煙と違ったタバコの味わいを楽しむことができます。
いつもと違う喫煙を楽しみたい方は、ぜひ口腔喫煙の方法を試してみてください。
タバコを咥えて火をつける
口腔喫煙の場合もタバコのフィルター側を口に咥えたままタバコの先端に火を当て、息を吸い込んで着火します。
咥え方に決まりはないので、火をつけやすい咥え方で構いません。
口の中に煙を溜める
タバコに着火することができたら、口の中に煙を溜めるように吸い込みます。
勢いよく吸うとむせたり喉への刺激を強めたりしてしまうので、ゆっくりと口へ含ませましょう。
口の中に煙を十分に溜めたら飴玉を転がすように舌を動かし、タバコの風味や香りを楽しみます。
ゆったりと煙を吐き出す
タバコの味や風味を楽しんだら口を開き、勢いを抑えながらゆったりと煙を吐き出します。
葉巻やパイプタバコにおすすめの口腔喫煙は、のんびりとした時間の中でタバコの味を深く楽しむことが可能です。
タバコの煙が肺に入ってるかわからないときの確認方法
実際にタバコを吸ってみても、肺に入ったかどうかわかりづらいという人もいるでしょう。
煙が肺に入る感覚を掴むことができるかもしれません。
肺が熱くなるかどうか
タバコの煙が肺に入っているかどうかは、「喉や肺が熱くなる感覚」で確認することができます。
タバコの先端の燃焼温度はだいたい700〜800度です。
そのため、当然タバコの煙も熱を帯びています。
その煙が肺にまでしっかりと入っていけば、喉や肺が熱くなるのが感じられるでしょう。
口・鼻から出る煙の色が薄いかどうか
タバコの煙を吐く際の煙の色でも、煙が肺に入っているかがわかります。
肺に煙が入っている場合、煙と肺の空気が混ざり煙の色が薄くなります。
吐いた煙の色が薄ければ、しっかりと肺まで煙が入っているといえるでしょう。
喫煙は健康のリスクを高める
タバコの煙には体に悪い影響を及ぼすニコチンなどの成分が含まれています。
有害物質が気道や肺を通って体内に吸収されることで、さまざまな病気を引き起こす危険性があるのです。
タバコが原因で引き起こされる代表的な病気には、「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」や「肺がん」などがあります。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は発症原因の90%が「タバコの煙」といわれており、症状が出なくても進行していくという特徴があります。
症状が悪化すると咳や痰、息切れが強くなり、日常生活にも支障をきたすようになるのです。
喫煙方法に関わらず、タバコは健康へのリスクを高めるといえるでしょう。
参考:https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kensui/copd/
参考:https://www.jrs.or.jp/file/hainojumyo.pdf
「ドクタースティックタイプエックス」はニコチンが入っていない
忙しい現代人にとってタバコは、気持ちを落ち着けたりリフレッシュできたりする便利なアイテムです。
しかし、タバコの煙による健康被害のリスクは大きく、タバコを吸い続けていれば将来何らかの疾患にかかる可能性が高くなるでしょう。
まずは健康被害の多い紙タバコから、体にやさしい電子タバコに乗り換えてみてはいかがでしょうか?
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まとめ
タバコの正しい吸い方には「肺喫煙」と「口腔喫煙」の2種類があり、それぞれに特徴があります。
タバコの味わいは吸い方によっても変化するので、どちらも試してみて自分好みの吸い方で喫煙を楽しむのもいいでしょう。
しかし、喫煙には常に健康被害のリスクが伴います。
健康にも配慮しながら喫煙を楽しみたいのであれば、ぜひニコチンフリーの電子タバコ「ドクタースティック」への移行も考えてみてはいかがでしょうか。