若い人もあるかも!加齢臭・ミドル脂臭・疲労臭の原因は?予防・対策8選

周りの人から加齢臭と思われるニオイがすると、「自分は大丈夫かな?」と気になる方もいるのではないでしょうか。

加齢臭というと、上の年代の男性特有のニオイというイメージがあるかもしれませんが、実は、若い人や女性から出ることもあるんです。

また、加齢臭以外にも、ミドル脂臭疲労臭など、人が不快に感じる体臭があります。

そこで今回は加齢臭・ミドル脂臭・疲労臭の特徴や原因、予防・対策を紹介します。

 

タバコは加齢臭を悪化させる!加齢臭が気になるなら電子タバコ

 

本人は気づかない!加齢臭とは

周りの人は気づいても、本人はニオイに慣れてしまうため、気づかないことが多いのが加齢臭です。  

加齢臭のニオイの特徴や原因などをチェックしてみましょう。

 

どんなニオイ?

40代を過ぎた頃から生じやすくなる加齢臭は、汗臭や足臭、口臭とは違う独特のニオイがします。 

加齢臭は、酸化した古い油・古本・枯れ草・カメムシ・チーズの腐敗臭などに例えられることが多く、青臭さと油臭さが混じったようなニオイが特徴です。 

 

加齢臭は皮脂腺が多い上半身から発生します。 

加齢臭が生じやすい部位は、 

  • 頭 
  • 脇 
  • 耳の後ろ 
  • 首の後ろ 
  • 背中 
  • 胸元 
  • お腹 

などで、とくに皮脂分泌量が多い頭から発せられることが多いです。

 

原因は「ノネナール」

加齢臭の原因は皮脂内に含まれる「ノネナール」という物質です。 

ノネナールは、皮脂に含まれるパルミトレイン酸(別名:9-ヘキサデセン酸)が、過酸化脂質(活性酸素によって酸化した脂質)の作用で酸化を促されることで生成されます。 

また、皮膚にもとから住みつく皮膚常在菌がパルミトレイン酸を分解することでもノネナールは発生します。

年齢を重ねるとパルミトレイン酸や過酸化脂質が増えるため、ノネナールが生成されやすくなり、加齢臭がするようになるのです。

 

加齢臭は女性からも発生する可能性がある

女性ホルモンには皮脂分泌や酸化を抑える働きがあるのですが、女性は30代をピークに女性ホルモンが徐々に減少していきます。 

さらに、45〜55歳くらいまでの更年期になると女性ホルモンは急激に減少し、男性ホルモンが優位になっていきます。 

男性ホルモンが増えると皮脂量も増えるため、男性だけでなく女性も加齢臭を発するようになることがあるのです。 

また、バランスの悪い食生活や激しい運動により体の内側が酸化傾向に陥ると、20代でもノネナールが生じる場合があります。加齢臭は年齢や性別が限られるものではないことを覚えておきましょう。

 

加齢臭のセルフチェック方法

加齢臭がしているか確かめたいときは、以下のような方法でチェックしてみましょう。 

加齢臭特有のニオイがしたら要注意です。

 

  • 枕のニオイを嗅ぐ 

加齢臭は頭から発生しやすいので、新品の枕カバーをつけて翌朝に枕のニオイを嗅いでみましょう。 

 

  • 着ていた服のニオイを嗅ぐ

1日着ていた服を脱ぎ、少し時間を置いてから襟元や脇など加齢臭が発生しやすい部位のニオイを嗅いでみましょう。 

着ていた服をビニール袋にいれて密封し、1〜2分後に開けてニオイを確認する方法もあります。 

 

  • 頭皮・耳・首の後ろを指でこすって嗅ぐ

加齢臭が発生しやすい頭皮や耳、首の後ろなどを指でこすり、ニオイを嗅いでみるのもおすすめです。 

他のニオイが混ざらないように、水または無香料のハンドソープで手を洗ってから行うと確かめやすいでしょう。

 

男性は特に注意!ミドル脂臭とは

頭抱えてる人

30〜40代の男性は、加齢臭とは違う「ミドル脂臭」を発しやすくなります。

ミドル脂臭の特徴をチェックしてみましょう。

 

どんなニオイでどこから臭う?

ミドル脂臭は国内の化粧品メーカー「マンダム」の研究によって発見されたもので、使い古した油のようなニオイがします。 

頭のてっぺんから後頭部、うなじにかけてニオイが発生しやすいのが特徴です。 

 

原因は「ジアセチル」

皮膚には皮脂腺汗腺があります。 

皮脂腺から分泌された皮脂が皮脂常在菌によって代謝分解されると、「中鎖脂肪酸」が排出されて皮脂臭が発生します。 

皮脂臭だけならほぼ不快なニオイはしません。 

一方、汗腺から分泌される汗が含む乳酸が常在菌のブドウ球菌によって代謝分解されると、「ジアセチル」という不快な臭気成分が排出されます。 

ジアセチルは年齢とともに徐々に増加していき、30代後半〜40代後半は分泌量がピークになります。  

このジアセチルが皮脂臭と混ざることで、強烈なニオイの「ミドル脂臭」になってしまうのです。

 

加齢臭より不快に思われるのはミドル脂臭!

ミドル脂臭は加齢臭よりもニオイが強く、とくに女性が気づきやすいといわれています。 

そのため、知らないうちに周囲の女性に不快感を与えている場合があります。 

男性自身は気づきにくいので、枕のニオイを嗅いでチェックしてみましょう。 

強いニオイを感じたらミドル脂臭対策をすることをおすすめします。 

なお、女性もストレスなどが原因でミドル脂臭を発することがあります。

 

ミドル脂臭もタバコのニオイも嫌われる!ニオイが気になるなら「ドクタースティック」

 

若いのに加齢臭?原因は?

若い世代で体臭が気になる場合、「若年性加齢臭」や「疲労臭」の可能性もあります。

 

「ペラルゴン酸」による若年性加齢臭かも

20〜30代で加齢臭に似た使い古した油のようなニオイがする場合は、「若年性加齢臭(早期加齢臭)」かもしれません。

若年性加齢臭は皮脂量の多い体幹部から分泌された皮脂が酸化して、「ペラルゴン酸」という物質に変化するのが原因で起こります。

 

アンモニア臭なら「疲労臭」の可能性も

体からアンモニア臭がする場合は、「疲労臭」の可能性を考えましょう。

体内に発生したアンモニアは肝臓で分解されて、尿となって排出されます。

しかし、疲れがたまると肝機能が低下し、血中のアンモニア濃度が高まります

その結果、皮脂や汗に混ざってニオイがするようになるのです。

 

「疲労臭」の原因はストレス

疲労臭肉体的な過労や、精神的な疲れによるストレスが主な原因です。

さらに、肥満気味の人やお酒をたくさん飲む人も、肝機能の低下により疲労臭がしやすくなるので注意しましょう。

 

ちなみに、ストレスを感じたときはネギに似た硫黄のようなニオイがすることもあります。

これは「ストレス臭」と呼ばれる体臭で、年齢は関係なく生じます。

 

加齢臭もミドル脂臭も!ニオイを抑えるための予防・対策8選

わきのニオイ気にする人

体臭は生活習慣の影響でニオイが強くなる傾向があります。 

加齢臭やミドル臭が気になる方は、生活習慣を見直してみましょう。 

ここでは、ニオイを抑えるための予防・対策方法を8つ紹介します。 

 

食べ物に気を遣いバランスのよい食事をする

加齢臭予防には肉類やチーズ、スナック菓子など脂質を多く含む食品を摂りすぎないことが重要です。これは生活習慣病の予防にもなります。

また、加齢臭対策・ミドル脂臭対策として、

  • ビタミンC(赤・黄ピーマン、ブロッコリー、柑橘類 など)
  • ビタミンE(アーモンド、ドライトマト、カボチャ など)
  • ポリフェノール(そば、大豆、しょうが など)

といった抗酸化物質を含む食品を取り入れた、バランスの良い食事を摂りましょう。

他にも、食物繊維が豊富な納豆やめかぶ、わかめなど、さらに、ビフィズス菌を含むヨーグルトやオリゴ糖も摂取して腸内環境を整えるのも対策になりますよ。

 

コーヒーを飲み過ぎない

コーヒーに含まれるカフェインは交感神経の働きを高める働きがあり、摂取しすぎると皮脂の分泌量が増えて加齢臭やミドル脂臭の原因になります。

コーヒーに限らず、カフェインの多い飲み物は適量を心がけるようにしましょう。

 

お酒をひかえる

アルコールを飲みすぎると体内の活性酸素が増えて、加齢臭の元になるノネナールが生成されやすくなります。

また、飲酒により毛細血管が広がると皮脂の分泌が活発になるため、ミドル脂臭の悪化にもつながります。

お酒をよく飲む方は禁酒をするか、飲酒量を控えましょう。

 

運動不足を解消する

運動する機会が少ない方は、運動不足を解消すると加齢臭ケアやミドル脂臭ケアにつながります。

適度な運動で汗腺の機能を高めるとサラサラの汗になり、汗と一緒に皮脂を流すことでニオイがしにくくなります。

運動で脂肪燃焼を促せば皮脂の分泌量も抑えられるので、ウォーキングやランニングなど有酸素運動を定期的に行うのがおすすめです。

 

体臭ケアサプリを飲む

加齢臭やミドル脂臭など体臭ケアを目的としたサプリメントを活用するのも対策方法のひとつです。

体臭ケアサプリには消臭成分や乳酸菌、抗酸化成分などが配合されています。

自分の気になるニオイに合ったサプリを使ってみましょう。

 

ストレスを解消する

ストレスが溜まると活性酸素が増えるため、加齢臭が悪化するケースがあります。

また、緊張すると出るベタベタ汗にはミドル脂臭の原因になる乳酸が含まれます。

ストレスは疲労臭やストレス臭の原因にもなるので要注意です。

気分転換をする時間を作り、十分に睡眠をとって心身のストレスケアをしましょう。

 

専用のボディソープ・シャンプーを使う

加齢臭やミドル脂臭専用のボディソープ・シャンプーを使うのも体臭対策としておすすめです。

例えば、加齢臭用のボディソープ・シャンプーには、

  • カキタンニン(含有する「フェノール性水酸基」とニオイ成分が化学反応を起こすと、ニオイのない成分に変わる)
  • 緑茶エキス(含有する「カテキン」がニオイ成分と科学的に結合することによって消臭する)

などが配合されているものがあります。

効果的な成分が配合されている商品を選ぶことで、ニオイの軽減が期待できます。

 

洗濯方法を工夫する

ニオイを発する皮脂汚れやタンパク汚れは、洗濯機で洗うだけでは落ちないことがあります。

ニオイがついた服は、消臭スプレーでなんとかしようなんて思わず、すぐに洗いましょう。

洗濯する前に、ニオイがついている場所に酸素系漂白剤を直接つけます。

その後、弱アルカリ性の洗剤を溶かしたぬるま湯(40〜50℃)に30分程度つけ置きしてから、通常通り洗濯機で洗うとニオイが落ちやすくなりますよ。

 

服がタバコ臭い!気になるならニオイがつかない「ドクタースティック」

 

タバコは加齢臭を悪化させる!

タバコに含まれる一酸化炭素には、体内の脂肪を酸化させる働きがあります。

また、ビタミンCにはノネナールの生成に関わる過酸化脂質の生成を抑える働きがありますが、タバコを吸うと体内のビタミンCを大量に消費します。

そのため、タバコを吸うことで加齢臭が悪化する場合があると言えます。

 

タバコで体臭がきつくなる!

タバコに含まれるニコチンは、ワキガ臭の原因となるアポクリン汗腺を刺激し、発汗を促します。

そのため、タバコを吸うとワキガのニオイが発生しやすくなり、体臭がきつくなる場合があります。

そもそもタバコの臭い自体に不快感を持っている人は少なくありません。

タバコ独特のニオイの元はタールですが、このニオイと加齢臭やワキガなどの体臭が混ざると、強力な悪臭になります。喫煙者は体臭だけでなくタバコのニオイにも配慮が必要です。

 

加齢臭に加担しない電子タバコ

電子タバコ

タバコは、それ自体のニオイも気になるものですが、加齢臭を悪化させる原因にもなります。

ですが、タバコ特有の有害物質を含まず、タバコ臭さとも無縁の「電子タバコ」なら加齢臭に加担しません。

その理由を見ていきましょう。

 

ニコチン・タール・一酸化炭素なし

タバコの有害物質といえば、ニコチン・タール・一酸化炭素です。タバコ葉を使用しているとこれらが発生しますが、電子タバコは使用していないので、有害物質が発生しません

一酸化炭素によって加齢臭が悪化することもなく、ニコチンによってワキガを引き起こすこともなし。タールによるタバコ臭を気にする必要もありません。

 

衣服にニオイがつかない

タバコのニオイは衣服にもしみつきます。そのニオイだけでも不快に感じる人は非喫煙者を中心にかなりいるはずです。

それに加齢臭やミドル脂臭などの体臭が混ざると、嗅いだ人の記憶にずっと残るくらいの悪臭になることもあります。

一方、電子タバコはタバコ臭が衣服につくことはありません

むしろ、電子タバコを吸うアロマとして利用する人もいるくらい、よい香りの商品もあります。

 

加齢臭が気になるならドクタースティック

出典:ドクタースティック

電子タバコはニコチンゼロのため、吸いごたえがないとよくいわれます。

ですが、「ドクタースティック」は喉にガツンと来る吸いごたえがあると評判の電子タバコです。

さらに、ストロングシガー・ストロングメンソール・ビターコーヒー・ブルーメンソールと、電子タバコ初心者や女性だけでなく、紙巻タバコや加熱式タバコの喫煙者も満足できるような、厳選のフレーバーが揃っています。

タバコにより加齢臭がひどくなること、周りの人にニオイで不快な思いをさせることが気になる方は、ドクタースティックをまずは試してみませんか?

 

 

まとめ

加齢臭の原因は年齢を重ねることだけではありません。中年の男性だけでなく、女性や若い人でも、加齢臭を発することもあります。

また、加齢臭よりもニオイの強いミドル脂臭や、アンモニア臭の出る疲労臭など、さまざまな体臭があります。

これらは生活習慣によって、ニオイが悪化するケースもあります。

喫煙も不快なニオイを悪化させる生活習慣のひとつです。

タバコの有害物質は加齢臭だけではなく、ガンといった病気を悪化させる場合もあります。

タバコを吸うなら、あらゆるリスクとは無縁の電子タバコを吸うことをおすすめします。

どの電子タバコにするか迷ったら、周りに不快なニオイを放つ心配もなく、吸う人は厳選フレーバーが楽しめるドクタースティックをぜひ試してみてくださいね。