【電子タバコとは】
加熱式タバコとVAPEの違い、
ベイプを選ぶべき理由

最終更新日:2020.09.11

【電子タバコとは】加熱式タバコとVAPEの違い、ベイプを選ぶべき理由

【電子タバコとは】加熱式タバコとVAPEの違い、ベイプを選ぶべき理由

紙タバコを吸うには肩身が狭い昨今。
加熱式タバコやVAPEへの乗り換えを考えている方は多いのではないでしょうか。
ところで、その違いはわかりますか?
わかるようでわからない加熱式タバコとVAPEの違いを簡単に説明しましょう。

01.日本での電子タバコとは有害物質ニコチンなしの「VAPE」のこと 01.日本での電子タバコとは有害物質ニコチンなしの「VAPE」のこと

一般的に電子タバコというと、火をつけて吸う紙巻きたばこ以外のものをいうイメージではないでしょうか。
けれども実際は、最近CMでもよく見かける「VAPE(ベイプ)」を指します。

大きな特徴は

  • ・リキッドを加熱して蒸気を発生させ、それを吸うこと
  • ・ノンニコチン・ノンタールであること

です。

つまり、タバコというと思い浮かぶ、「煙」や「ニコチン・タール」が発生しない、体にやさしいたばこが電子タバコ=VAPEなんです。

加熱式タバコはニコチンなしではない

加熱式タバコと電子タバコ

加熱式タバコと電子タバコ

電子タバコと呼ばれることの多い「加熱式タバコ」ですが、VAPEとは一線を画します。

VAPEとの大きな違いは

  • ・たばこ葉を含む専用スティックを加熱し、発生した蒸気を吸う
  • ・ニコチンが含まれている

という点です。

VAPEはたばこ葉を使用していません。そのため、ニコチンもタールも発生しません。
けれども、加熱式タバコは使用しているため、発生します。
紙たばこのようにタバコ葉を燃やすわけではないので煙は発生しませんが、ニコチンやタールは紙たばこよりも少ないものの発生します。
加熱式の中でも、高温加熱式より、加熱温度の低い低温加熱式の方がさらに有害物質の発生が少ないといいます。とはいえ、加熱タイプが違ってもタバコ葉を含む以上、健康被害リスクのある物質は発生するのです。


この点がVAPEとはまったく異なる点です。
加熱式タバコはノンニコチンのVAPEとは違い、健康へのリスクがあるのです。

02.日本ではニコチン入り電子タバコリキッドは販売されていない 02.日本ではニコチン入り電子タバコリキッドは販売されていない

電子タバコリキッドイメージ

電子タバコリキッドイメージ

日本の電子タバコはノンニコチンと説明しましたが、実は海外ではニコチンを含む電子タバコ用のリキッドが販売されています。なぜ日本では販売されていないかというと、ニコチンリキッドは医薬品にあたり、薬機法で許可なしでの販売が禁止されているからです。現在、許可されたニコチンリキッドはないため、国内で販売されているものはノンニコチンというわけです。

個人輸入でニコチンリキッドを手に入れるのはおすすめできない

ニコチンリキッドは個人輸入で入手することは可能です。ただし、粗悪品が混じっている可能性もあり、ニコチン以上の健康リスクを受ける危険性がないとはいえません。


そもそも、ニコチンなしでも吸いごたえがあるというのが電子タバコのメリットです。
ノンニコチンの国内品の電子タバコで、自分の体にも周りの人にもやさしい喫煙をすることを強くおすすめします。

03.ニコチン・タールがもたらす害 03.ニコチン・タールがもたらす害

2020年4月、健康増進法の一部改正により、紙タバコや加熱式タバコをはじめとするタバコ葉を含む製品について、原則屋内禁煙となりました。
非喫煙者が望まない受動喫煙によって健康被害を受けないようにするための対策として施行されたのです。
そもそも、ニコチンやタールにはどのような健康被害をもたらす可能性があるのでしょうか。

ニコチンの依存性はトップクラス

ニコチン依存症

ニコチン依存症

タバコがなかなか止められない大きな理由はニコチンの依存性にあります。
ニコチンの血中濃度は喫煙後1、2時間で半分以下になりますが、濃度が低くなるとまた元に戻そうと吸いたくなり、それを繰り返して依存症になっていくのです。
また、ニコチンは脳内に届くと快感をもたらします。それが繰り返されると、脳神経細胞が働かなくなっていき、ニコチンが切れるとイライラしたり抑うつ症状が出るようになってしまいます。
その依存性はよく比較されるアルコールよりも格段に上で、あらゆる依存症の中でもトップクラスだといわれています。
また、ニコチンは、血管を収縮させ、脈拍を増やし、心臓に負担をかけます。その代謝物には発がん性のあるものも含まれます。


強い依存性をもってニコチンを摂取することによって、血流が悪くなり、がんを発症する可能性も高くなる。 ニコチン依存症はれっきとした病気なのです。

タールには発がん性物質が約70種類含まれる

肺イメージ

肺イメージ

タールはタバコの煙に含まれる一酸化炭素やガス状成分を除く粒子状成分で、いわゆるヤニのことです。タールはニコチンをはじめとした有害物質のほか約70種類ものガンを発症させる可能性のある物質を含みます。
加熱式タバコも紙タバコに比べて格段に少ないとはいえ、タールを発生させます。


また、煙に含まれる一酸化炭素は、吸い込むと酸素の代わりに血液によって全身に運ばれてしまうため、酸素不足を引き起こします。


タバコは百害あって一利なしとよくいいますが、その通りです。 たばこを吸うことによって得られる快感やリラックス効果は、身体へのリスクの上に成り立っているのです。

副流煙による受動喫煙

赤ちゃんイメージ

赤ちゃんイメージ

タバコの煙は以下に分かれます。

  • ・喫煙者がフィルターを通して吸い込む「主流煙」
  • ・タバコの先端から出て周囲に広がる「副流煙」
  • ・喫煙者がタバコを吸った後に吐き出す「呼出煙」

これを見てわかるように、タバコを吸わない非喫煙者でも、周りにタバコを吸う人がいると、煙を吸い込む可能性があります。
そのつもりはないのに、タバコの煙を体内に吸い込んでしまうことを「受動喫煙」といいます。
受動喫煙でさらされる可能性が高い副流煙には、主流煙よりもニコチンや一酸化炭素といった有害物質が多く含まれているといわれています。

受動喫煙を受けると、受けていない場合に比べて、

  • ・肺がん・・・1.3倍
  • ・脳卒中・・・1.3倍
  • ・虚血性心疾患・・・1.2倍
  • ・乳幼児突然死症候群・・・4.7倍

など、あらゆる疾患のリスクが高まることがわかっています。
喫煙しない家族や生まれてくる子供に、大きなリスクを背負わせることになるのです。


このデータは紙たばこの場合です。紙たばこに比べて加熱式電子タバコはニコチンやタールの発生が抑えられるとされていますが、吸いごたえに満足できず喫煙量が多くなり、結果、リスクは変わらないともいわれています。

04.ニコチン・タールなしでも吸いごたえある電子タバコDr.stick 04.ニコチン・タールなしでも吸いごたえある電子タバコDr.stick

電子タバコDr.stickイメージ

電子タバコDr.stickイメージ

ニコチン・タール、タバコの受動喫煙がどれだけの害をもたらすかおわかりいただけたでしょうか?
タバコ葉を含むタバコの喫煙は、自分だけではなく、大切な人も重大な健康被害をもたらす可能性があるのです。
そうなると、吸うならノンニコチンの電子タバコを吸うべきだと思いますよね。


数ある電子タバコの中でもDr.Stick typeXは、吸いごたえとフレーバー、味の質の良さでユーザーより高い評価をいただいている商品です。
メンソールやコーヒーなど、タバコを吸ったことがない人でも吸いやすいフレーバーが揃っているのがメリット。


また、使い切りPOD式(カートリッジ式)で、同じ電子タバコのリキッド式のようなメンテナンスの必要がなく、使い捨て式のように丸ごと捨てるのではなく、本体は使いまわせます。


コンパクトなスティックタイプで、携帯性も◎
何気なく置いておくと電子タバコには見えない、スタイリッシュなモデルです。